ただいま大宰府の国立博物館では葛飾北斎展を開催中。日本で一番有名な画家やしなあ、人気あるけん連休だと人多いやろうなあ、と思い連休前に出かけてみることに。いつもの展覧会よりも俄然多いけど、待ち時間などなく入場できます。
人気の神奈川沖浪裏(下)は思ったよりも小さいのに迫力すごいよ。鮮やかな青は蒼っていうんかな鮮やかで深い。この構図をどうやったら思いつくんかね。凱風快晴(上)は後半の5/17からの展示です。浪裏は5/15までよ。
日新徐魔図と呼ばれる獅子の絵200枚以上の展示は最近になって国立博物館に寄贈されたもので、本邦初公開です。80歳を越えてからの北斎が毎朝一枚を描き上げた連作は圧巻です。ただ、時々はまとめて三日分とか空白日があったりするのがお茶目さん。ここは写真撮影OKです。
齢90までを生き、最晩年まで描き続けた北斎の情熱にポンと頭を叩かれたような気がします。美人画も風景画も静物画も版画もビシビシ迫る。あ、春画は出ておりません。念のため。
観覧料は少しお高め1800円ですが、納得できますのでぜひどうぞ。6/12まで開催中。