朝7時48分出勤途中
自転車の前カゴに入れたカバンの中で携帯が鳴る
誰?こんな朝早く?家族になんかあったんやろか?
一瞬頭の中をいろんなことが駆け巡る
自転車を停め、カバンから携帯を取り出してみると、
もう何年も会っていない幼馴染のMちゃんだった。
携帯を左手に持ち替えて「はい」と応答すると、
Mちゃんが甘えた声で「かぼ~♪」と言うのが聞こえた。
・・・私は背中が妙にむず痒くなるのを感じた
彼女は未だに私のことをそう呼ぶのだ
(かぼ=名前の一部をとってつけられたニックネーム)
彼女は幼稚園から大学までずーっと学校が一緒で実家も近所だったので、
協調性がなく、これと言った友達もいなかった私と
毎朝一緒に通学したという珍しいタイプの女の子なのだった。
私は「大きくて恐くてとっつきにくいキャラ」(当時私は身長165センチ強)
彼女は「小さくて可愛くて守ってあげたいキャラ」(彼女は150センチ弱)
まわりからは「凸凹ペア」と言われていた
彼女は中学生の頃に学内で有名な陸上部の男の子と大恋愛をして、
「もうヤダ!別れた!」って言ったかと思ったら、違う学校の男の子と大恋愛をして・・・と、
甘え上手で男心を弄ぶ「女の典型」と思われるような結構大胆なタイプだった。
そのMちゃんがいきなり電話をしてきたのだ。
「なんかあった?」と聞くと、
「今日と明日ね~、子供たちがいないから会いたいなぁ~と思って~」
「わかった。今ね、通勤途中で自転車に乗ってるからまた電話するね」と言って電話を切った。
なんだか複雑だ。
なにが?なのかはわからないのだけれど。
幼馴染と久しぶりに会うのが嬉しくないのか?
大学時代の友人と会うのはすごく楽しみにしていた。
なのに、その前の時代の友人と会うのはなんだか気が滅入る。
当時のままのあだ名で呼ばれるのもどうもイヤなようだ
自分の心の淵を覗き込んだような気がした今朝だった。
自転車の前カゴに入れたカバンの中で携帯が鳴る
誰?こんな朝早く?家族になんかあったんやろか?
一瞬頭の中をいろんなことが駆け巡る
自転車を停め、カバンから携帯を取り出してみると、
もう何年も会っていない幼馴染のMちゃんだった。
携帯を左手に持ち替えて「はい」と応答すると、
Mちゃんが甘えた声で「かぼ~♪」と言うのが聞こえた。
・・・私は背中が妙にむず痒くなるのを感じた
彼女は未だに私のことをそう呼ぶのだ
(かぼ=名前の一部をとってつけられたニックネーム)
彼女は幼稚園から大学までずーっと学校が一緒で実家も近所だったので、
協調性がなく、これと言った友達もいなかった私と
毎朝一緒に通学したという珍しいタイプの女の子なのだった。
私は「大きくて恐くてとっつきにくいキャラ」(当時私は身長165センチ強)
彼女は「小さくて可愛くて守ってあげたいキャラ」(彼女は150センチ弱)
まわりからは「凸凹ペア」と言われていた
彼女は中学生の頃に学内で有名な陸上部の男の子と大恋愛をして、
「もうヤダ!別れた!」って言ったかと思ったら、違う学校の男の子と大恋愛をして・・・と、
甘え上手で男心を弄ぶ「女の典型」と思われるような結構大胆なタイプだった。
そのMちゃんがいきなり電話をしてきたのだ。
「なんかあった?」と聞くと、
「今日と明日ね~、子供たちがいないから会いたいなぁ~と思って~」
「わかった。今ね、通勤途中で自転車に乗ってるからまた電話するね」と言って電話を切った。
なんだか複雑だ。
なにが?なのかはわからないのだけれど。
幼馴染と久しぶりに会うのが嬉しくないのか?
大学時代の友人と会うのはすごく楽しみにしていた。
なのに、その前の時代の友人と会うのはなんだか気が滅入る。
当時のままのあだ名で呼ばれるのもどうもイヤなようだ
自分の心の淵を覗き込んだような気がした今朝だった。