強さと弱さ

夕方家に戻ってきて扇風機の前で涼んでいたら、電話が鳴った

最近は電話がかかってくると言うともっぱら携帯が多いので、
家の電話が、それもこんな時間にかかってくるとなると、だいたいの相手は予想がつく。

出てみるとそれはやはり母からの電話だった。
が、その様子は尋常ではない。
受話器の向こうから聞こえてくるのは私の名前を呼びながらすすり泣く母の声
　あぁ～、また鬱がぶりかえしてきたんだなぁ・・・そう思った

母は私が高校生のときに３年ほど、
　そして去年の夏以降から再び鬱病を患っている。

ここ数ヶ月でずいぶんとましになってきて、
こないだの日曜日も兄貴の家で一緒に食事をしたところだったのだが、
聞いてみると、父が留守でいなくて、１人きりで家にいたら不安になったらしい。

鬱病になるのは人それぞれの原因があるだろう。
（もしかしたらこれと言った原因なんてないのかもしれないが）
母の場合、若い時から「１人で大丈夫！」と頑張りすぎて、
そのピン！と張っていた糸がどこかでプツリと切れてしまったのではないかと思う。

そういう私も１０数年前に同じように鬱の状態で
２年程社会から遠ざからざるを得ない状態になってしまったことがある。

そんな暗い過去は誰にも言うまい！とずっと隠して生きてきていたのだけれど、
ここんところいろいろ思うことがあって、
そういう私も自分自身なのだし、少しずつ晒すのもありかな～、と思っている。
予想を裏切って、いきなり晒される方はたまったもんじゃないのかも知れないが、
そんなことは知ったことじゃない（笑）

さて、話は戻って・・・
鬱というものが遺伝的なものなのかどうか、はわからないけれど、
性格的なものは確実に似てくるものなのだろう。

私もずーっと「１人で大丈夫」と強がって生きてきたし、
そういうキャラだと廻りの人も思っているだろう。

ホントは弱い人間なのに、廻りの人の期待に応えようとして無理をしたり、
がんばることを続けてくると、人間はどこかで清算しなきゃいけなくなっちゃうんだよね、きっと。

母の泣き声を聞きながら私はそんなことを思っていた。

泣きたいときは泣けばいいんだ。
我慢しようと無理しなくてもいい。
どれだけ堪えても、そうなることは運命で決まっているのだろうし。
自分を開放すること（解放なのかな）も必要なんだよ

そんな話をしていたら母も落ち着いてきたようで、「ごめんね」と何度も私に謝っていた。
　やっぱ気ぃ遣いなんだからなぁ、もう・・・

母が頼れるのは実の娘である私だけなのかもしれない。
私も親に頼られるような年になったのかとちょっと感慨深いものもあった。
自分が同じような病気を経験したからこそわかることもあるのだろう。

もし、今、あの経験を繰り返したいか？と聞かれたら
二度とゴメンだ、と答えるだろうけれど、私は今の自分が好きだ。
いろんなことがあって、ドロドロになりながらも乗り越えて、笑って振り返られる今の自分が。
泣いている母を黙って受け止めてあげられる余裕のある今の自分が・・・

自分の弱さを知ってこそ本当の意味で強くなれる。
こうやって日記を書きながら、
涙が溢れそうになる私はもしかしたらまだまだ弱いのかもしれないけれど、
前の弱さとはまったく違う強さをそれは含んでいる。

強がりで虚構のねぇさんキャラではなく、
今の私はホントにねぇさんなのだ。わはは

ネタ帳に・・・

一昨日の日記と同じような内容のネタが眠っていた。
このまま眠らせてもいいのだが、これはこれなりに勢いよく書いたものだったので、
供養のためにもアップすることにした

　話は多少前後するが、そこはお許しくださいませ　

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部長があり得ない笑顔で私を手招きをする
「メールの送り方がわからへんねん」・・・

部長のノートパソコを覗いてみると、
エクセルで作ったデーター画面が開いている

部長はその画面を指差して
「コレ、Ｎ君に送りたいねん」

私「それって、先月もやりましたよね？
　　エクセルの画面開いてても、メールは送れない、って言いましたよね？」
部「うん。でもわからへんねんもん。どうすんのやったっけ？」
私「まず、それ閉じてください。
　　はい。で、メール送るときはどうするんでしたかぁ～？」（←かなり子ども扱い）
部「えーっと、コレ、やな」（ノーツを指差す部長）
私「はい。じゃぁ返信で送る方が簡単やからＮ君から来たメール選んで返信押してください」
部「返信？コレ？」（返信のボタンを指差す部長）
私「そうです。で、ファイルから添付を選んでください」
部「添付？？コレ？？？」（添付の文字を指差す部長）
私「はい、それです。
　　さっきのエクセルデーターを添付して、題名と本文入替えて送信！です」
そう言って立ち去ろうとする私に、部長は
「エクセルのデーターってどれやったっけ？」
私「・・・・・」

毎月同じようなことを聞かれる。
受信はできるのだが、送信ができない部長。
一歩通行の片思いみたいなもんだ
　あぁ・・・切ない

やっぱり誰かいる？

ここんところ暑く寝苦しい夜が続いている
が、窓を開けて寝るのは一人身の私にとっては危険・・・（一人身じゃなくてもだね）
なので、寝る直前まで窓を開けて風を通しておいて、寝るときは戸締りをして寝ることにしている。
昨晩は流石にそれでは暑かったので、途中で扇風機をファジーな風にして寝ていた。

今朝目覚めていつもどおりリビングへ行くと、そこは予想に反して涼しい～
あれ？もしかしたら今日は爽やかな一日になるのかな・・・と思ったのも束の間、
天カセのエアコンから涼風が吹き出しているではないか

つけてないのに・・・

６月いっぱいはエアコンはつけまいと自分に言い聞かせていたし、
エアコンのリモコンもしまいこんでいたから、それを触ることもなかったはず

物忘れ、とか、軽い天然ボケが入ってきてるのかと思っていたけれど、
なんか違うような気がした今朝だった・・・

このマンション、なんかあるのかも・・・きゃ～っ！！

親切

部長が私の名前を呼びながら「ちょっと～」と手招きをする。
あぁまたどうせメール送りたいとかそんなことだろぅなぁ～と思いながら行ってみるとその通り。
つい一週間ほど前にもエクセルのデータ添付の仕方を念押ししたところだったのに

部「こんなんなってもぅてんけど」（通訳すると「こんなことになってしまったのだけれど」）
画面を見ると、メールの本文のところにそのままエクセルの表が貼り付けてある状態

私「なんですか？コレ・・・こないだ添付の仕方言ったところでしょ～。
　　はい、これはもうややこしいから破棄してください」

部「ほなどないすんの？」（そしたらどうするの？）
私「こないだ言ったこともう忘れたんですか？
部「そやから呼んだんやんか・・・」

ここで代わりにちゃっちゃとやってあげるのが親切なのか、
何度忘れられても根気強く教えてあげるのが親切なのか・・・

部長本人は定年も近いし、もう覚えてもしゃーない、ようなことを言ってはるようだ。
・・・だとすると、私のやっていることには意味がないのか？
　いや、諦めないぞぉ～っ！

休日の昼

いくら暑いとは言え、まだ６月…
　冷房をつけるのは７月からにしようと決めているので、
　　自宅ではもっぱら窓を開けて、扇風機の風で暑さを凌ぐ

こうやって窓を開けていると、いろんな生活音が聞こえてくる
　近所の公園で野球をする音
　隣の家で子供を叱る声
　どこかの家でドライヤーをかける音

中でも一番聞こえてくるのは隣のマンションの１階からの声…

見たわけではないからよくはわからないのだけれど、
小さな女の子（幼児）がいるようで、
いつも渋～い顔でベランダでタバコを吸っていたはずのあの男性が
「はーい、さくらんぼおいちいでちゅね～♪」とか言ってるのが聞こえるのだ

いやはや…なんとものどかな休日の昼だ
　考え事をするにも邪魔にならないこういう生活音ってホッとするのだな

今シーズン初

今日はまたまた朝からピーカンのいい天気
　これを逃す手はない！とばかりに洗濯機は３回転
　　掃除機＋モップで掃除を済ませ、羽毛布団を布団圧縮袋に詰め込み掃除機に吸わせる

はぁ～暑い！とお水を飲みながらパソコンの前に座った途端に
　プーン…と私の目の前を通り過ぎる小さく黒い物体が…
　　そう…蚊だ

物入れの奥にしまいこんでいた殺虫剤とベープマットを急いで取り出す
　今年もそんな時期がやってきたのかぁ～

夜、寝てる最中でも「プーン」という羽音がすると、
　バタッ!と飛び起きて電気をつけて殺虫剤を撒き、
　　その蚊をやっつけるまでは寝られないもんなぁ～

もしかしたら「蚊の羽音」の目覚まし時計とか作ったら、
　すっごい勢いで飛び起きられるかもしんない…と一瞬思いついたのだが、
　　よくよく考えたら、それってすっごい目覚めが爽やかじゃないんだよなぁ～

ヤバイっす

外から戻ってきたＪ君が「セミ鳴いてますよ」と言うので部屋から出てみた・・・
　ジーーーーー
　　たしかに鳴いてるっ！

梅雨入りしてもう丸２週間が経つ大阪だが、
　結局ちゃんとした雨が降ったのは「梅雨入り」とされた初日だけ

あとはずーっとムシムシっとしたたまらん暑さの日が続いている

なのにもうセミが鳴いたって？
　梅雨とばして夏やん・・・

やっぱ暑いときはそれなりに暑く、寒いときはそれなりに寒く、
　雨が降るときはきっちり降ってもらわないと困るんだよね

ここんところ、異常気象が続いているが、これもその一端なのだろうか
　週間天気予報でもマークのオンパレードだ

雨乞いの踊りでもしてみようか・・・

キリ番

昨日はいとうさん（Ｇ３さん）のＨＰ内の「新・日々読み書き」が７００００のキリ番だということで、
合間合間にチェックしながら、細かい作業に打ち込んでいた。

ふとトイレの中で「もしかしたら今頃・・・」という気持ちが湧き上がり、
携帯でチェックしてみたところ、な・な・なんと「ビンゴ♪」

「やったぁ～！」と喜ぶのも束の間、
こないだＦＯＭＡの新機種に替えた私はどうやって画面保存したらいいのかさっぱりわからん

やっぱりこんな場所でチェックした罰が当たったのね・・・と思いつつ、
とりあえずいとうさんに「もうしません！」という反省文つきでメール（やることはきっちりやる私）

心の広いいとうさんからはお優しいメールをいただきました
　ありがとうございました～っ！

トイレでＨＰチェックするのはやめましょう♪

変化

毎月２０日前後にやってくる「月次原価報告」作成
　今月はちょっと梃子摺った（てこずった、ってこんな漢字なのね！）

私はこの業務を引き継いでもう１年半経つ。
部長の言ってはることの意味がどうにか理解できるようになって、
それに対して、自分なりの意見も言えるようになってきた。

最初の頃は流れも意味もわからんし、自信がないもんやから、
数字が合わないと全部自分のせい、のような気がしていたのだが、
最近は差異のおおよその場所は見当がつくようになった、はずだった。
　が、今月の差異は最後の最後までわからんかった

今日およそ半日を要して探し出した差異原因は・・・
　なんと！部長の書き間違い

原因が自分でなくてホッとした気持ち半分、
自分の書き間違いで合わないにも関わらず
「まだ合えへんのか～？」と催促しまくってきていた部長にイラついた気持ち半分、と
私の心中は複雑だったのだが、思いのほかすぐに切り替えることができた。

うん・・・同じ業務の繰り返しに見えても、確実に私は変化しているのだな
言葉を替えると、「鈍感」になった、ような気がせんでもないが・・・

正夢？

昨日は結構遅くまで残業したのだが、
結局５万程度の金額の差異原因は見つけられず、敢え無く敗退

なんとも言えない虚脱感を覚えつつも、
残りもんの「チンジャオロース」を食べながら、
ビールを飲んで不貞寝（「ふてね」ってこんな漢字なのぉ？）した

夢を見た。
一生懸命電卓を叩いている私。
ある現場が重複していることに気づいて、
遠山の金さんのように「一件落着～♪」となった夢

今朝出社して、まずはその現場からチェックしてみようと思っている私
いや、そんなことないとは思うんやけどね。
まぁとりあえず。

で、夢の内容を忘れないうちに日記アップしておくのだ。
わはは

もし、ホンマに正夢やったら・・・また書くね♪



追記：解決した。
　夢のおかげ、ではないけれど、心機一転　違う観点で考えてみたらビンゴ♪だった
　昨日の残業はなんやったんやろかぃ・・・