ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

朝風呂

2008-05-31 10:07:48 | 日記
Wiiを入手してからというもの、
一日も欠かさずヨガと筋トレに励んでいる。

一番の目的は「椎間板ヘルニア」で痛めた腰を
筋力をつけて身体の歪みを改善することなのだけれど、
当然にそれによる「ダイエット」も大きな目的のひとつである。

ヨガと筋トレをしたあと
30分ほど半身浴しながら読書をするのが日課なのだが、
ちょうど兄貴一家が引っ越していったあとの改修工事が先日から始まっており、
我が家の風呂場の窓が隣家の玄関に面していることから、
昼間っから風呂に入っていることに
なんとなーく罪悪感を感じてしまい、
こっそりと音を立てないように入浴する今日この頃。

そんな感じで入浴していると、
ふと大学の頃だったか、
三戸一の二階建て長屋に住んでいた時の事を思い出した。

当時住んでいたのは通路の一番奥側だったのだが、
玄関のすぐ左側に風呂場、
右側にトイレの窓が面していて、
当然にいろんな音が聞こえるため、
生活感丸出しの環境であった。

ある日の昼間、母が留守にしている間に風呂に入っていたら、
百貨店の外商部と思しき人達の話し声が窓越しに聞こえたかと思うと
ピンポーンと呼び鈴が鳴ったので、
まさか風呂場の窓越しに答えるわけにもいかず、
(当時はまだ年頃だったので恥じらいもあった)
その場をやり過ごそうとじーっと鳴りを潜めていた。

すると「留守なのにお風呂のガスがついてる」
「このまま放っておくと大変なことになる」と
窓の外で大騒ぎになり始めたので、
這い蹲りながら風呂場から出て、
濡れた身体をタオルで拭いて、こっそりと着替え、
さもインターホンが聞こえなかったようなフリをして応対したことがある。

そのあと母から聞いた話だが、
「入浴中にすいませんでした」と謝ってはったらしく、
ワタシの工作活動はすっかりバレていたのだった。

今なら風呂場の窓を開けて返事するかもしれんなぁー(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジンクス

2008-05-30 09:01:49 | 日記
今年の阪神タイガースったらどないなってんの?ってくらいの強さである。

実は今シーズンはテレビ中継を見ないことにしている。
別に嫌いになったわけでもなんでもなく、
なんとなーくその方が調子がいいような気がするから。

先日もちょうどテレビ中継をやっていて、
他に見るもんもなかったし、とそのまま見ていたら逆転負け。

そんなん気のせいや、と言われればそれまでやねんけど、
野球が終わった頃に携帯で試合結果をチェックすると
サヨナラ勝ちしてたりすることがあったりして、
それはどっかで「やっぱり」とか思ったりしてまうのがファン心理で。

世の中、そういう思い込みって多いんかもしれん。

たとえば、○○さんは雨男、とか
××さんは晴れ女、とか。

それやったらその子の同級生は
ずーっと運動会や遠足が雨続きのとばっちりを食らってたはずだろうし。

でも、今日もどこかで雨は降っていて、
それはきっと誰かのせいにされていて、
タイガースが勝つとすれば、
それはワタシがテレビ中継を見ていないからなのだろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進化

2008-05-29 09:51:06 | 日記
昨日の日記では「電話進化論」について書いた(笑)。

ふと自分のまわりを見渡せば、
35年以上前には考えられなかったものが溢れている。

まずはこうやって目の前にあるパソコン。
リアルにいつでもどこからでも世界と繋がることは今となっては当たり前で、
なくては困る代物ではあるけれど、
あの頃は「鉄腕アトム」の世界がすごいことに思われていたわけで。


そしてその向こうにある37型液晶テレビ。
あの頃我が家にあったのは四角い巨大な箱のようなテレビで
観音開きの木製の扉がついていて、
ご丁寧にレースのテーブルクロスみたいなんまでかかっていて、
画面の下には格子柄のスピーカーがあった。

その布の部分に耳を当てて音を聴いていると、
なんとなく向こうの世界と繋がってるような気がして、
たまにこっちからも話しかけてみたりして(笑)

当然にリモコンなんてあるはずもなく
チャンネルはひねって替えるものだった。

スイッチを消すと光の束が真ん中に集約されていって
それが消える瞬間まで見つめていたっけ。


電子レンジ。
そんなもんはなかった。
あったのは二枚入りのポップアップ式のトースター。
レバーの部分が壊れていたので、
頃合いを見計らって出さな真っ黒に焦げてしまう手動タイプだった(笑)。


洗濯機。
最初に記憶にあるのは洗濯専用の一槽式で、
洗濯機右側にパスタ製麺機のようなハンドルがついていて、
そこに一枚ずつ洗濯物を入れながらくるくるまわして水分を絞って脱水するタイプ。

シーツなど大物は、たらいと洗濯板で洗って、
そのあと「洗濯糊」で糊付け。

縦長に畳んで端っこを持つように言われて
右・左・右・左…と母の掛け声に合わせて引っ張るんだけど、
大人の力にずるずると引きずられていってたなぁー。

その次に登場したのが二槽式の洗濯機。
脱水機がついていて革命的だった。

洗濯をするときに落し蓋みたいなプラスチックの蓋をしないと、
洗濯物が偏ってガタンガタンと洗濯機が踊っていたっけ。

全自動洗濯機が登場したのは随分後になってからで、
兄貴が結婚して東京の中野で生活することになったときに、
ワタシが一人先に乗り込んで荷物の受け取りをすることになったのだが、
全自動洗濯機を見たのはそれが最初だったので、
使い方がわからず(例によって取説など読まないため)
水道栓と洗濯機を繋いでも水が出てこないので不思議に思い、
メーカーに電話をしたところ、蛇口はひねったままで電源を入れて
蓋を閉めれば勝手に洗濯してくれる、とのこと。

ひぇ~っ!ホンマに全自動やねんやわ!と衝撃的だった。
ってあれ、20年弱位前の話やから、結構最近だったりして(汗)

その後、我が家でもようやく全自動洗濯機の導入と相成ったのだが、
それまで使っていた二槽式の洗濯機も壊れたわけではないため、
雑巾専用洗濯機としていまだに駐車場の片隅で活躍する現役選手だったりする。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

携帯

2008-05-28 09:12:54 | 日記
携帯電話を手にするようになってからもう10年以上経つだろうか。

最初の頃は自宅にいるときは当然のように固定電話を使っていたし、
携帯の通話料金が気になってさほど使うこともなかったが、
ここ数年は携帯会社間の競争もあって、
パケット料金も通話料金も安くなり、
固定電話を利用することの方が格段に少なくなってきた。

そういえば街の公衆電話なんてここ何年使ってないだろう?
っつぅか、公衆電話って最近見かけないような...

電車に乗っていても、お店にいても、どこにいても、
みんなが携帯電話を持っているのが当たり前になったこの世の中。

これが当たり前になる前はポケベル世代だった。
文字を数字に置き換えて必死にプッシュホンを押したりしてた時代。

「いまからでんわする」みたいなメッセージが届くと
わざとらしく自宅の電話付近でウロウロしたりして(笑)

そしてその前は、というと、
当たり前に固定電話しかなかったんだよね。

誰かに連絡しようと思ったら、
自宅の電話番号を聞いてかけるしかなくて、
当然にいつも本人が出るとは限らないので
「○○さんのお宅ですか?
 ××と申しますが、△△さんはいらっしゃいますでしょうか?」
なんて緊張しながら言わなアカンのが当たり前の時代。

一家に一台しかない電話のコードを思いっきり長く引っ張って
隣の部屋まで持っていって座り込んで長話でもしていようもんなら、
「いい加減にしなさいよ!」と母の怒る声が聞こえたり
父が無言でドアを開けて覗いて威嚇したりして。

そんなドキドキ感が妙に懐かしい。

携帯電話はたしかに便利で、
いまや携帯のない生活なんて考えられないけれど、
小くて便利なそれをみんなが手にしたことによって、
なくしていった大きなものもあるような、そんな気がする。

これからどんな便利がやってくるんだろう。
そしてワタシたちはなにをなくしていくんだろう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008-05-27 08:39:55 | 日記
あんなに迷った道なのに、
あんなに躓きながら必死で歩いてきた道なのに、
振り返ってもその先は曲がりくねっていてなにも見えない。

先に広がる道は何本もあるはずなのに
うしろにはたった一本しか道はないなんて
なんだか不思議な気さえする。

似通った凸凹の崖道を
近しい<誰か>が通ろうとしているのだとしたら、
そこは危ないよ、と声をかけてあげたい気はするのだが、
百聞は一見にしかず、という言葉にもあるように、
なにごとも経験してみないとわからないのかもしれない、と思ったりもして。

ワタシも同じような経験をしてんけどね、なんて
先輩面で言ってる自分をどこかから客観的に見ると、
ホンマにそれはワタシやったんか?と俄かに自信がなくなってきた。

あれは実体験だったのか。
それともどこかで観た映画かドラマのワンシーンだったのか。

あまりにも昔の記憶は曖昧で、
あんなにも辛かったはずの思い出も風化して、
自分でロックをかけた暗証番号さえも思い出せないほどで。

たしかに通ってきたはずなのに。
道に迷っているような気さえしてきた。
今さらに。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に

2008-05-26 09:08:44 | 日記
ラジオのスイッチを入れてみた。

会社勤めしているときは、
毎日出社するとまず持ち込みのデッキのスイッチを入れるのが日課だった。

10時まではこのDJで、
13時からはこの番組、なんていうパターンが決まっていて、
天気予報から交通情報、ニュースや時事ネタまで、
ラジオから入手するのが当たり前になっていたあの頃。

自宅待機の日々が始まってからというもの、
もっぱらテレビをつけるのが日課となっていたが、
やっぱFMラジオはえぇなぁー、と実感する月曜の朝である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008-05-25 08:25:50 | 日記
最近、テレビを見ていると
ホンマにちょっとした感動モノなんかで
すぐに泣いたりしてしまうことの多い今日この頃。

年をとると涙もろくなる、というけれど、
ホンマやなぁ~、などと思いながら。

それにしても、いざ「自分自身」のことについて涙したのは
いつやったかわからんくらい
さめざめと落ち込んで泣いたりすることがない今日この頃。

年をとると鈍感になる、というけれど、
ホンマやなぁ~、などと思いながら。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街の電気屋

2008-05-24 10:18:42 | 日記
洗面所の電球が切れたので、
買い物ついでに商店街にある「街の電気屋」に立ち寄った。

最初はちょっと離れたところにあるホームセンターに行こうと思っていたのだが、
封筒ひとつ買おうと百均に出かけただけで
なぜか1000円以上の買い物をしてしまう性分のため、
ホームセンターやったらどないなるか?と冷静に考えた末のことだった。

間口は狭く、所狭しと商品が並べてあるその店内には
作業着を着た店員と思われる男性が二人、
先客のおばちゃんとおばあさんをそれぞれ接客しているところであった。

目当ての電球(290円)を探し出し、
レジのところへ行くと、
テレビのリモコンを買ったと思われるおばちゃんが
「電池を入れて、自分ちのテレビの周波数にあわせておく」よう頼んでいるところ。

後ろを振り向くと、もう一人の店員は
おばあちゃんが持ち込んだと思われる携帯ラジオを
一心不乱に分解しているところ。

普通なら「会計先に済ませてあげて」とかなんとか
ちょっと気の利いた台詞でも聞けそうなもんだが、
店員さえもワタシのことを気にかけもしないようだし、
その作業が5分にも10分にも感じられるほどであった。

リモコンの設定がようやく終わり、
「また調子悪いようやったら店に持ってきてください」という店員と
おばちゃんの「そん時は主人に説明書読んでもらうわ」などという会話を
顔を引き攣らせながら聞きながら、
カバンから財布を出して100円玉三つを握り締めていたワタシは
おそらく「気が短い」のかもしれない。

おばちゃんたちにとっては、
電球ひとつ、電池ひとつ買うにしても、
品揃え豊富なホームセンターに行くよりも、
街の電気屋さんの方が至極便利なのだろう。

○○さん!と名前を覚えてもらってたり、
ちょっとした無理を聞いてもらえる、という心地よさがそうさせるのかもしれない。

そういえば、うちの母も、
なにか不具合があったり、
新しい電化製品を買う、となると、
必ず近所の電気屋さんの名前を口にする。

大手のヤマ○電器やらヨド○シカメラなんかに出かけていって、
いろんな商品を比較してみよう、などという気は毛頭ないらしい。

お店の人の薦めるものを信用してそれを買う。
街の小さなお店はそうやって生き延びているのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史2

2008-05-23 08:24:28 | 日記
先日おススメにより購入した本を半身浴時に読み始めてから数日。

とうとう結末を知ってしまう時がやってきてしまった。

時は江戸時代前期。
「伊達騒動」と言われる伊達家をめぐっての争いを
「悪人」とのイメージが強い(らしい)原田甲斐の目線を通して
山本周五郎が描いた作品である。

昨日の日記にも書いたが、
ワタシは歴史オンチである。

故に登場人物の原田甲斐が
名前以外に「船岡」と呼ばれたり、
伊達兵部少輔宗勝が同じように
「一ノ関」と地名で称されたりすることに戸惑いを感じていた。

いきなり出てきた「逼塞」ってなんのことやねん?って感じのまま、
なんせ風呂場で読んでいるもんで、
その場で調べるわけにもいかず、
なんとなくそのまま前後の脈絡から想像しながら読み続けたり。

そのうち、伊達綱宗が「遊興放蕩三昧」を理由に逼塞されたり、
原田甲斐のまわりの人物が次々と陰謀に巻き込まれていくのは、
単に一ノ関と雅楽頭の「六十万石」目当ての陰謀ではなく、
彼ら自身もまた「幕府」という黒幕に利用されていたのだ、
という息詰まるような展開になり、
今の世の中の政治にも共通する部分があるような気さえして、
一日に二回も風呂に入ってまで読み進めていった。

望んだ道ではないにも関わらず、
政治の暗い部分にどんどん巻き込まれていく原田甲斐。

責任感が強いが故に溢れる孤独が、
寒い中ただまっすぐと伸びる一本の樅の木に象徴されているようで、
気がつくと原田甲斐のファンになっている自分に気づいた。

歴史小説もおもしろい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史

2008-05-22 09:03:41 | 日記
大河ドラマ「篤姫」にはまっている。

今までなんとなく「大河ドラマ」って年寄りくさいイメージがして
(受信料を払ってないという後ろめたさもあるし)
真剣に見たことなどあまりなかったのだが、
ここ5回ほどは日曜の8時になると、
トイレを済ませ(CMがないので)
テレビの前に飲み物を用意して万全の待ち状態。

先日、両親と一緒に滋賀に出かけた際、
歴史オタクの父が歴史上の人物の名前やら
史実やら名跡やらについてのハナシをしてくれたのだが、
学生時代にまったく真剣に勉強してこなかったツケは大きく、
なにがなんやらさっぱりわからん状態。

はっきり言って「篤姫」が嫁いだ徳川家定とやらが、
第何代将軍なのかさえ知らん状態であったのだから。

昨日も昼間に再放送されている「大奥」が
「篤姫」の時代背景と似てるなぁー、とネットで調べてみたところ、
げっ、おんなじやん...ってな始末。

こんなこと、恥ずかしくて他人に言えない。


大河ドラマは歴史に沿って順番にやってくれると
もっとわかりやすい、と思うのだが、
そういうワタシに向かって父は
「順番が違うから、本を読んで調べようと思うんや」とのこと。

ははぁ~っ。
参りました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする