連想ゲーム

ま、揉め事もいろいろある職場だけど、
話していておなかがよじれるくらい笑えることもたくさんあって、
女性の中で仕事するのにも少しは慣れてきた今日この頃。

夏休みにお子さんと一緒に夜行バスに乗ってディズニーランドに行くＤさん。
どこに泊まるの？とか、
どんなアトラクションに乗るの？とか、
お昼はどこで食べるの？などと盛りあがっていたとき、
「お昼はテラコッタで食べんねん。
　あのホテルのランチ、お勧めやよ♪」

テラコッタ？
それってタイルの名称とかちゃうかったっけ？などと言ってると、
横からＣさんが「えー？アナコンダちゃうかったっけ？」と。
それは蛇やし（爆）。

結局、ミラコスタやったことが判明。
それでも「まぁー、よぅ似てるやん」と誤魔化すＤさんは天然系。

いい夏休みでありますように。

不思議ちゃん ４

奥の院にいるメンバーが、
不思議ちゃんの扱いにほとほと困り果て始めていたとき、
課長がやってきて、
不思議ちゃんが来月から隣りの部署に異動になることを発表。

本人は小さくうなずくだけで、
なんの驚きも反応も示さないところを見ると、
どうやらかなり前からうちあわせはできていたようで。

隣りの島のパートさんからの情報によると、
仕事が終わってから、
（彼女が仲のいい）隣りの部署のエライさんのところに行って
お得意の＜不思議ちゃんビーム＞をさく裂させていたそうな。

ははぁーん…それで異動になったんや（納得）。

ま、ワタシにしてみたら、
他のメンバーとの亀裂も気になっていたし、
ちょうどよかったんかもね、というところだが、
あっちの部署も相当に手ごわいおばちゃんたちの巣窟なんよねぇー。

結局、どこへ行ったって、
自分が変わらなければ、なにも変わらないんだよ、と
言ってあげたいけれど…

その名寄せのやり方だと時間がかかるよ、とアドバイスしただけで、
返事もせず、不満げな態度になる彼女には
もうワタシの言葉は届かないのかもしれない。

不思議ちゃん ３

そんな不思議ちゃんとまわりのみんなとの間に入り、
（気を遣ってるようには見えないだろうけど）
実は結構気を遣っているワタシは、
職場でちょこっと揉め事があったりすると、
（統計的に見て）その日の夜中にクチビルゲに変身することが多い。

正確に言えば「クインケ浮腫」というアレルギーによる症状で、
唇の上下どちらかの
これまた右か左の片方（もしくはど真ん中のこともある）が
ぷっくりと腫れる病気である。

ちなみに上唇が腫れると、ドナルド、
下唇が腫れると、長さん、のような風貌になる。

日々飲食したもんを書き出してみたところ、
どうやら食べ物や飲み物ではなく、
ストレスによるもの、というのが怪しい線。
（ま、はっきりしたことはわかんないままだけど）。

かかりつけの先生からはアレルギーの薬、ステロイド、
おまけに安定剤まで処方されたりして。


そんな中、毎月自宅まで椎間板ヘルニアの治療に来てもらってるカイロの先生と、
不思議ちゃんのハナシをしていたところ、
その不思議ちゃんってかわいいですか？との質問。

たしかに、ほっそりしててかわいい顔してるよ、と答えると、
そういう子は、基礎点が高いからそれだけで許されてきたんですよ、とのこと。

ワタシみたいな性格のガタイの大きな「おっさん系」は
イナバウアーやってからトリプルアクセル飛んでも、
あ、そぅ…ってなくらいの評価しかないけど、
不思議ちゃんはまっすぐ滑るだけでも
「すごい！よぅやった！」と拍手喝さいの嵐になるんだとさ。

へぇー…それって、ワタシがどんだけ頑張っても、
不思議ちゃんには勝たれへん、ってことやんねぇー、と言うと、
ま、そういうことですね、とカイロの先生。

唇腫らして、腰までいわして、がんばってるのになぁー。

不思議ちゃん ２

ワタシたちの仕事の基本は
・名寄せ・・・名前のあいうえお順で並び替える作業。
　　　　　　　たとえば田中さんという名前があれば、
　　　　　　　同じ田中さんを更に＜住所のあいうえお順＞で並び替えていく作業
・番号寄せ・・・書類の通し番号順に並び替える単純作業
・封入・・・宛名と中身を間違えないように書類の発送準備をする作業
・数数え・・・書類の数を数える超単純作業
・税番調べ・・・端末を使って税番を調べる作業

この５つが出来れば、
ほとんどのことはこなせると言っても過言ではない。

そんな仕事場でもパワーさく裂の不思議ちゃん。

彼女が寄せた書類を見てみると、
「あいうえお」が妙な順になっていたり、
「も行が～」と言ってみたり、
「＜ニシムラ＞と＜ニシモト＞がわかんなくなっちゃった～」ってかたまってたり、
数字がいったりきたりしていたり、
封入する書類が表裏逆に入って宛名が見えなくなっていたり…。

こないだひっくり返りそうになったのは、
７００枚程度の書類の数を数えるのに、
１時間半ほどかかってるなぁー、と思っていたら、
最後に「わかんなくなっちゃったぁー」と一言。

え゛ぇーっ？！
「数があわない」じゃなくて、
「わかんない」って言われても…。

そんないろんなメンバーが足並みそろえて…というのは結構大変なこと。
みんな、性格も違うし、育ってきた環境も違うし、
働いてきた実績も違うわけで。

「私は〇〇さんとはあわない」と
不思議ちゃんは度々弱音を口にするけれど、
それはまわりの人も同じこと。

どれだけ人のことを思いやれるか、ってことなんだと思うんだよね。

不思議ちゃん

今年の４月に今の職場に入ってきた女子。
ほんわか系の不思議ちゃん。

以前、お休みの日にコス〇コへ一緒に買い物に行ったときも、
自分ではカートを押さずに、
商品を手に、ワタシのカートに走ってきて、
入れては去っていく、の繰り返し。

おまけにレジの手前に来た途端、行方不明になり、
会計はワタシが立て替え、
どこへ行ったんや？と探していると、
まったくちがう方向から「わかんなくなっちゃったー」と小走りでやってきたりして。

一緒やった友達夫婦の旦那さんの方が、
「妖精みたいやね」と言うと、
背中に羽が生えてる振りをしながら「えぇーっ」と身体をくねくね。

いゃ、決して褒めたわけじゃーないんやけども（汗笑）。

不思議ちゃんバナシはつづく。

田中～っ！

先日、実家に帰った時に、
父が「ｄｏｃｏｍ〇の携帯のやつ
おまえにやろうと思ってたんやけど、やめたわ」と意味不明の発言。

去年の秋、ｄｏｃｏｍ〇からソフトバ〇クのｉｐｈ〇ｎｅに替えてしまったし、
今更ｄｏｃｏｍ〇の携帯もらってもしゃーないねんけど？と思って聞いてみると…

以前から父が欲しがっていたスマートフォン購入を検討するために、
何度も携帯ショップ詣でをしていたらしく、
それさえ手にいれれば、
いま使ってる「携帯＋モバイルＰＣ」の両刀使いを
「スマートフォン」一本に替えられるという目論見。

なんでも新しいもん好きの父のこと、、
ほとんどそっちに傾いた状態でショップに行ったのだが、
ショップの店員さん（田中さんという名前らしい）が、
父の携帯を見て、
「これはまだ新しい携帯やから、
　ネットも見られるし、テレビも見られるし、
　替える必要ないですよ」とアドバイス。
（父はそんな昨日が携帯電話についてるとは、知らんまま使っていた。）

おかげでイーモバ〇ル解約して、
モバイルＰＣをワタシにやろう！という父の案は流れていった。という意味だったそうな。

はぁー、「ｄｏｃｏｍ〇のやつ」ってそういう意味やったんやね、とようやく納得。

っちゅうか、田中さん、いらんこと言わんとってーな（汗笑）。
ワタシのモバイルＰＣが遠のいたやんかぁー。

素直な気持ち

ずいぶん前のことになってしまったが、
母の誕生日に父と３人で近所のフレンチのお店に食事に行った。

ここんところいろいろ世話になってるし
（もちろんこれから先も世話になるのだが）
母の誕生日ということもあるし、今回はワタシの奢りで。

元々、両親はアルコールを飲めない体質やし、
年のせいか、食べる量もそないに多くない為、
思っていたほど高額にはならんかったのだが、
帰り道の途中、
父が「今日はホンマに嬉しかった」と
ぼそっとつぶやいたのをワタシは聞き逃さなかった。

母はもちろんのこと喜んでいたし、
父からも思いのほか感激されて、
ワタシはいつにない出来事に当惑したのだが、
次に会った時、
父が「あれ？そんなことあったっけ」的な態度だったのは、
やっぱりなぁー、って感じで（笑）。

照れかくしやと思っとくからね。

隣りの芝生

名簿照合で左隣りにはイケメン系のＫ君。
右隣りには５０歳前後のおばちゃん二人。

雑談を交わしていると、
「お子さんは？」などと聞かれたりする。

「ワタシ、独身なんで…」と答えると、
おばちゃん二人揃って
「えぇー、いいなぁー、羨ましいわー」と。

なんでなんか聞いてみると、
なんせ、晩ごはんの用意とかするのが面倒くさい、とのこと。

洗濯にしろ、掃除にしろ、
自分がやるのが当たり前で、
それに対して、なんの報酬もない専業主婦やし～。というのが彼女たちの言い分。

っちゅうか、
一人やから洗濯掃除は自分がやるのが当たり前やし、
仕事終わって疲れて帰っても、
電気もついてないし、風呂もわいてないし、
それでもご飯は作って食べなアカンし…。

…と言っても、
「そんなん一人の方が気楽やんかぁー」と口を揃えて返ってくる。

ま、それはそうかもしれんけど、
家族の楽しさとかもあるやんか。

こうなってくると、
ホンマに隣りの芝生は相当に青く見えるらしい。


民主党になってみれば、自民党が、
自民党になってみれば、民主党が、
よく見える（ような気がする）のと一緒かねぇー。

ん？隣りが青く見える、というよりも、
自分ところが色あせて見えてくるんかなぁー。

いつのやねん

参院選の投票なのに関わらず、
前回の市長選の投票券を持ってやってきたおじさんが二人いてはった。

いつのやねん？！

きっと冷蔵庫に貼ってたんやで、などと、再び妄想（笑）。

　◆

前回の選挙時、
投票所にやってきた親子４人連れの
小さい方の男の子が、
「シチョウセンってなんなん？」とお父さんに尋ねた。

「ここの町の一番えらい人を決めるねん。
　おまえの学校の学級委員みたいなもんや。」とお父さん。

「ほな、うちの家のお母さんみたいなもんやな！」と得意げに僕。

まわりは失笑の渦であった。

妄想族

小さめのギターケースを抱えた
色白のか細い男子がやってきた。

イケメン系Ｋ君と、
あのケースってギターが入ってるんかなぁー？と人間観察が始まる。

Ｋくん：その割にはちょっと小さいですよねー。
ワタシ：だいたいロック少年って感じでもなさそうやしねー。
　　　　（ギター＝ロックだという安直な発想）
Ｋくん：中国の二胡とか言うあんな楽器やったりして。
ワタシ：いゃ、もしかしたら、ライフルとか入ってて、
　　　　意外にあの子がゴルゴ１３かもしれんで～。
　　　　スイス銀行に何億振り込んで…とかって（笑）。

延々と妄想は続くのであった。