ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

不思議な感覚

2006-03-31 11:38:35 | 日記
独り暮らしをするようになってから、もう14年が経つ。

最初に住んだのは2LKのマンションだった。
リビングに引越し荷物が入った段ボールが積み上げられて、
一人でどう片付けていいのかもわからなくて、
CFシートの冷たい床に座りこんで、段ボール箱を机代わりにして
近所の「かま○や」で買ってきたから揚げ弁当を食べていたら、
涙が溢れてきたのを今でも覚えている
あれ以来、「かま○や」は私のトラウマになってしまったのだが・・・

たしかにあの頃の私は、まだ精神的に正常ではなかったし、
そんな私を「独り暮らしさせる」という決断をした父に対して、
最初は「実家に私がいると近所の目がうるさいからだろう」と思っていた

だが、もし、あそこで実家に頼りきってしまっていたら、
私はここまで辿りつけなかったのだろうし、
やはり、あの時の父の選択は正しかったのだと今更ながらに思う

あれから2回の引越しを重ね、
今のマンションには兄貴一家が隣に住んでいる。

春休みに入って、昨日から兄貴一家が北海道のニセコにスキー旅行に出かけた。
ほんの4日間ほどのことなのに、
仕事帰りに灯りがついていない隣家のリビングを見ると
なんだかさみしいような気がするのは、不思議な感覚だ。
独り暮らしをしているはずなのになぁ~

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春休み

2006-03-30 09:27:17 | 日記
毎朝、通勤途中に見かけていた小学生たちも
春休みに入ってからはめっきり姿を見ない。

春休みは宿題もないのだろうから、毎晩夜更かしして、
朝は寝坊してるんだろうなぁ~・・・などと考えつつ、
静かな通勤路にある桜はまだつぼみの状態。

数年前に住んでいたマンションが公園の真横で、
リビングの窓を開けると、手の届くところに桜の木があった。

桜の花が咲き始めると、
スズメたちが桜の花をつついて、下に落としている。

最初は桜の花の蜜でもすすってるのかなー、と思っていたのだが、
じーっと見ていると、つついて落ちていく桜の花びらで遊んでいるような様子。

人間は桜の花の咲き加減で一喜一憂してるというのに
スズメたちは花びらの落ち行く様で遊んでいる

咲く花もあれば、落ちる花もあり。
それを楽しむ季節なのだな~

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ライン

2006-03-29 10:33:20 | 日記
今朝方、挨拶廻りに来はった「ある大手業者の息子さん」についての
弊社購買F部長と私の横に座ってるTクンの会話。

F部長「あれ、修行のために営業と一緒に外回りさせられてるんやろぅなぁ~」
Tクン「いいじゃないっすか~、社長の息子って」
F部長「社長の息子言うたかて、大変やで」
Tクン「でも、ばっちりラインが引かれてるんでしょ~」
F部長「今の世の中、どないなるかわからんからなぁ~」
Tクン「社長の息子なんて羨ましいな~・・・」

「社長の息子」という立場が羨ましいのか、
「ラインが引かれてる」ということが羨ましいのかよぅわからんのだけれど、
「その立場」になってみれば、そりゃそれで大変なことはあるのだろうが、
第三者からしてみたら「単に羨ましい状態」になるのだろうなー

ま、私は「社長の息子」ではないわけだが(当たり前)
実家が商売をやっていることから、
少なからずとも「経営者の苦悩」というものには
小さい頃から折に触れて感じてきたように思う。

「経営者になる」ということは、
「従業員の家族の運命をも背負う」ということだ。
そんな軽い気持ちで「ラインを引かれ」ちゃーたまらんのだ。
などと思った朝であった

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変化の波

2006-03-28 10:15:43 | 日記
はっきりとはわからないが、「なにか」が変わろうとしているようだ。

いや、「私」ではなく「私が勤める会社」の話なのだが・・・

変わるのがいいことなのか、悪いことなのか、はわからない。

が、「会社」などというものはいつか変わっていくものなのだろうし、
たとえそこに多少の痛みを伴うものであったとしても、
その変化に対応していける器用さや柔軟性を持たなければ
この先、生き残っていくことなんてできないのではないかと思う

なので、どのような変化が起こるのか、
不謹慎ではあるが、多少楽しみにしている私がいる


「会社のトップが結果だけを重視するばかりに社員に愛情を持っていないと、
 社員も愛情と情熱を持って仕事に取り組むことはできない」のだ

当たり前のことなのだろうけれど、
今の世の中、当たり前のことがむずかしい時代なのかもしれない

だからこそ、今・・・なのだな
コメント (2)
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含み言葉

2006-03-27 11:08:38 | 日記
ある業者さんからN部長宛に電話がかかってきた

生憎N部長は現場の引渡しでお昼帰社予定だったのでその旨告げると、
「朝一番に連絡欲しいということでしたので…」とおっしゃる業者さん。

私:朝一番って今もう11時前ですがな…(心の中で思う)

業:「では、こちらの方からまた折り返し電話しますので、
   Y工務店の○○ですが・・・」

私:折り返しってーのは、こっちからかける時に使うんじゃないの?
 (もちろん心の中で思いながら)
  「はい、承知いたしました。そのように伝えておきます」

業:「はい、こちらY工務店の○○ですが・・・」

私:なに?その<○○ですが・・・>の<が・・・>には
  そちらのお名前はなんとおっしゃるのでしょうか?が含まれてるわけ?
  (当然心の中で思いながら、名前を告げた)

大人の社会のいろんな含み言葉、使いこなすのが暗黙の了解?

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有名人

2006-03-26 12:39:37 | 日記
昨日の日記を書いていて思ったのだが、
小学校の頃、同じクラスには大村昆さんの息子がいたし、
隣のクラスには藤田まことさんの娘がいた。

実家のすぐ近くには今は亡き桂枝雀さんが住んではって、
落語の練習をしながら歩きはるもんやから、
子供心に「頭のおかしい人がいる」と
道の反対側を急ぎ足ですれ違ったもんだった

食事に行けばカウンターの端に上沼恵美子さん一家がいてはったり、
通学途中には笑福亭仁鶴さんのおうちがあったり、
クリスマス会に行くと「やすきよ」がビンゴの司会をしていたり、と
生活のまわりにフツーにお笑いの人たちがいた

お笑い以外にも元阪神タイガースの掛布選手や、
元阪急ブレーブスの上田監督などスポーツ関係の方々も住んではいたけれど、
なんと言ってもやっぱり私たち大阪人にとって
「お笑い」は身近な存在だったのだなー、と改めて実感した

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朝風呂に入りながら・・・

2006-03-25 10:46:37 | 日記
いつもは本を読みながら20分ほど半身浴するのだけれど、
たまたま読む本がなかったので、FMラジオを聴いていたら、
DJのシャーリーさんが口にしはった「初恋」という言葉が耳に残った。

初恋かぁ~

いつやったかなぁ~、と記憶を辿っていくと、
なぜか、小学校一年生の時の強烈な想い出が蘇ってきた。

同じクラスに「はっとりくん」という双子の兄弟がいて、
そのどっちだったかがある女の子と間違えて、
私の靴箱にラブレターを入れたのを見つけてしまい、
どうしたらいいのかわからず、とりあえず自分の家まで持って帰って
親に相談したんだった

結局、次の日にその女の子の靴箱にこっそり入れておいたんだったと思うが、
小学校一年生でそんなことするなんて、、、
こっちの方が恥ずかしいような気持ちになったことを覚えている。

少なくとも小学校の低学年で私にはそのような感情はなかった

次に記憶にあるのは小学校三年生。
同じクラスだった岡村くん(大村昆さんの息子さん)が、
関さん(現在、関西テレビのアナウンサー)に公開告白をした場面。

いやぁ~、こんなことよぅやるわ!と思ってはやし立てていたが、
この頃もまだ私にはそんな感情はなかったようだ

次の記憶は小学校四年生。
当時流行っていた「ジャイアントロボ」の真似で作り物の腕時計をして、
休み時間になると「なすくん」という男の子に向かって
いろんな命令をする「ジャイアントロボごっこ」して遊んでいた。

同じく「ないとうくん」という男の子とも仲がよくて、
家にあるビニールプールに二人で入ったりして遊んでいた。

子供心にどっちの男の子と遊ぶのもおもしろくて、
どっちと遊んだらいいのか悩んでいたような記憶がある
おぅ、、、この頃かもしれないなぁ~、わたしの初恋
コメント (4)
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○○とハサミは・・・

2006-03-24 09:16:39 | 日記
毎週水曜日は掃除の日なのだが、
掃除をする様にはいろんな個性があって結構おもしろい。

階段掃除で下の段から徐々に上の段に向かって箒で掃いていく営業マンは
「丁寧」なのか「要領が悪い」のかわからんままで結局ツッコめなかったし、
同じ階段掃除で短い箒を手に自分が上の段に立って
思い切り腰を折り曲げて下の段を履いている人もいた

その時は流石に「それって下の段に立って履いた方が楽じゃないですか?」
と言ったのだが、彼には彼の考えがあったらしく、
「下の段に立つとズボンが埃で汚れるんですよ」とのことだった

それなら長い箒を使えっちゅうねん!と私は心の中で突っ込んだのだが、
ホンマ、頭と道具は使いようでっせ♪

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期待されるということ

2006-03-23 10:16:53 | 日記
人から「こう期待されてるのではないか?」と思う自分の姿・・・

本当はそれほどでもなかったりする


若い頃はただ無鉄砲に突き進み、そこで壁にぶち当たったり、
「ダメ出し」されると、パンっ!と反発して違う方向に行ったりして・・・
まるでピンボールのように生きていた

反発して反発して、いったい自分はなにをしたいのかなんてわからなくて、
また反発して・・・そして反発することにも疲れ果ててGAME OVER


学生の頃、寄せ書きの「将来の夢」の欄に
いったいなにを書いたらいいのか、わからなかった。
「スチュワーデス」「看護婦さん」「お嫁さん」?
そんな一般ウケするようなことを書くのもヤだし・・・と漠然と思っていた

結局大学を卒業する頃になっても、
自分がなにをしたいのかわからないままで、
「親の七光りで就職するのはイヤだ!」という
なんの実力もないのに妙なプライドだけ持ち合わせていた
素直に甘えられないひねくれ娘は
友達のやってる小さな会社でテキトーにバイトをしながら、
そのうちテキトーに結婚相手でも見つけて結婚するんだろう、なんて
ホントにテキトーに思っていたのだ

でも、世の中はそないにうまく自分のためにまわってくれるわけもなく、
バイトとは言え、現実の世界を目の当たりにして、
もうちょっとちゃんと働こう!とこれまた自分で勝手に職を探す。

あの頃、もし私に妙なこだわりとかがなく、
親に頼み込んででも、俗に言う一流企業に就職させてもらって、
フツーに結婚して、子供産んで、専業主婦やっていたら…なんて思ったりしてみるが
やっぱり、今の自分がいい

なら、「もう一度同じ人生を選ぶか?」と言われると、
もうあの局面には耐えられないかもしれない、と思うのだが、
なんになりたいかわからないままでも、必死でもがき続けて、
わけのわからないまま反発して、砕け散って、
それでもまた立ち上がってきたからこそ
いろんな心の襞みたいなもんを持っている今の自分がいい

期待される姿に無理して近づこうとするのではなく、
自分の思い、自分の姿、自分の生き様を理解してもらえるようになりたいと思う

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チームワーク

2006-03-22 11:00:16 | 日記
昨日は午前中に用事を全部済ませて、
お昼前からテレビの前に陣取ってWBCの決勝戦を観戦していた

日本では午前中からキューバのチームについて、
プロ野球OBの人たちがなんだかんだと分析したり、
試合結果を予想したりしていたが、
それは「日本は勝利できる」という願いを込めた楽天的なもののように感じられて
ひねくれ者の私はそんな予想を聞く度に
「そんなに簡単に勝てる相手じゃない」ような不安感がどんどん増していた

結局、日本はチームワークで勝ったような気がする。
アメリカのように大リーガーが何人もいるわけでもなく、
キューバのようにパワーや潜在能力があるわけでもなく、
誰かがミスをしても、みんなでそれを支えあう、というような和の力

会社もきっと同じなんだろうな
みんなが4番バッターみたいなパワーヒッターの集まりではなく、
それぞれの個性を生かせるような輪(和)を作ることができれば、
安心して自分のプレーに打ち込めるんではないだろうか・・・
などと感じた春分の日であった

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