ちょびっと♪日記

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「外交官黒田康作」4・5話視聴

2011-03-01 | その他ドラマ

『外交官黒田康作』4・5話見ました。

CAST
 黒田 康作 - 織田裕二
 大垣 利香子 - 柴咲コウ
 観上 祥子 - 草刈民代
 悠木 圭一 - 萩原聖人
 斉藤 修助 - 近藤正臣
 西園寺 守 - 田中圭
 安藤 庸介 - 鹿賀丈史
 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
 ジョン - イ・ビョンホン
 霜村 毅 - 香川照之
 霜村 瑠衣 - 夏帆


とことん霜村(香川)で引っ張るんだな~という感想です。
霜村事件は薬害問題に繋がりはじめ、更に展開を見せる。はず。
タイトルが課長島耕作とかぶってるなあなんてことを考える暇もない←嘘、いつも思ってる
アルトリアとかいう国の王女が、その国に日本の発電所を作るという契約を交わすために
来日した設定ですが、黒田が彼女につくんですな。
んでまた、これが。
王女さま、お子様のときに家出をしてコワイ目にお会いになって、
その時に馬に乗った王子様のように助けに来たという黒田康作。
それ、好きになるから、普通に。
まあ淡い初恋ってやつ?
でもそういうのっていつまでも忘れられなかったりするんだ。
ストーリー上は王女さまが黒田に懸想()しているはっきりした表現はないけど
王女役の人の演技のせいで分かったような分からないような感じにはなってたが
黒田と王女、一夜の逃避行のときに黒田の腕に手を伸ばしかけて止めるというようなシーンがあった。
あれは多分そういう意味だろうなあ。

で、なんで黒田と王女が逃避行かというと。
王女が自国の自然破壊につながる発電所計画の書類にサインしたくないから。
翌日にはアルトリアには新政権が発足する予定で、その政権は計画に反対だから。
だから一日時間を稼げばいいという話が成立・・・するんかな?ソレ?
そこは百歩譲ったとしても、自分の考える外交正義のために王女の逃走を手助けって
外交官として大丈夫なのか?黒田。
そりゃねえ、先進国が小さな諸外国から資源を搾取するようにして
発展してきたという現実を考えたとき、黒田の正義は間違ってはいないんだけど、
逃げて時間を稼ぐっていうのは王女さまもどうなの?
愛する国の自然破壊に繋がるからイヤですって言えないのか。
日本から金を引き出せなくなるから言えないんだろうな。
うーん・・・
そして逃げるときにちゃっかり地図オタクの大垣に電話して助けてもらってる黒田であった。
大垣、存在感微妙です。
5話のナレーション(これまでのお話)で「利香子」って名前が出てきたとき、誰?と思った私。
大垣ちゃんでした。
黒田に調査協力するふりしてスパイやれとか管理官だかに言われて断われないし。
一度調査協力禁止したのに、またのこのこと協力するって現れたら、黒田ならすーぐに気がつくって分かるだろうよ。
ただ大垣ちゃん、どういうなりゆきか霜村の娘、るいちゃんと同居することになっちゃって。

えーーーー

この娘、メインキャラですかぁ
10代のこれくらいの頃は大人に反抗してみたいもんなんだよ~的なるいちゃん。
本当はイイ子なんだろうけど、描かれ方がイマドキ尾崎豊なのかと。

黒田の正義にだんだんと影響され始める西園寺(田中圭)。
不審な行動の多い外務副大臣秘書(萩原)。
そしてどこまでもカッコいい黒田。
こんなにカッコつけさせられて織田としては正直どうなんだろうか。
役者だからどんな役だって演じちゃうよっ俺はっ!
と思わないと実際俳優なんてやってられないだろうけどね。
それにしたってカッコ良すぎるなあ・・・あ、これってもしかしてジェームス・ボンド風?

気づくの遅すぎた~。
日本版007(ただしアクションはほとんどない)と思って見るべきだったのか?
次回はその目線で見て・・・見たくないよ、んなものは。

メキシコ関連かどうか定かではありませんが、どこかから苦情が来たようで、
実在の国に対して配慮が足りなかったという注意書きが、一番最初にババーンと出ました。
・・・・何年ドラマ作ってるのかと。
あんまりいい感じに描いてないからクレーム対象になるに決まってる。
架空の国にしちゃうと外交官黒田のリアリティが失われるし、確信犯かと思わなくもないけど、
ドラマや映画なんかの娯楽世界で外交上の問題を起こさないように。
そんなこと言ったら、アメリカ映画や韓国映画はどうするのかって話にはなるけど。
日本はおとなしいからクレーム入れたりしないんだろう。
どうせ娯楽だし、目くじら立てなくてもていう大人(のふり)スタンスですね。
いやあ、みんな大人だなあ。
私なんてジャップとか映画で言われてるたびに苛々しちゃうけど。
器の小さい自分を反省しつつ、黒田を見ることにします。