<PA2013(8)>
●アントニオ・ギジッタ
「精神の起源」
(ナポリ大・イタリア)
現在の科学的世界観では、精神活動は脳に由来し、脳は生物化学的な
物質でできているという還元論的考えになっている。
こうした考えは、デカルト世界の一面だけをとりあげたものである。
デカルトは、物質と精神はそれぞれあるとした二元論を提唱したが、
現在の科学は、物質面だけで精神を説明しようしたので、還元的な
唯物論となってしまったのである。
一方、精神面だけで物質を説明すると、物質は本来的には存在しない
幻影であるという観念論になってしまうし、デカルトのような二元論
では、物質と精神のかかわりあい(どの状況で精神が生まれるか)が
うまく説明できない。
そこで、140億年前の宇宙の創生以来、物質と精神に共通した特性が
進展し、その双方が生まれてきたとする一元論的な考えを主張したい。
これによって、超心理学の実験成果も的確に解釈できるはずである。
※ この主張はオーソドックスな汎心論のように思える。
参考:http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/8-3.htm
●アントニオ・ギジッタ
「精神の起源」
(ナポリ大・イタリア)
現在の科学的世界観では、精神活動は脳に由来し、脳は生物化学的な
物質でできているという還元論的考えになっている。
こうした考えは、デカルト世界の一面だけをとりあげたものである。
デカルトは、物質と精神はそれぞれあるとした二元論を提唱したが、
現在の科学は、物質面だけで精神を説明しようしたので、還元的な
唯物論となってしまったのである。
一方、精神面だけで物質を説明すると、物質は本来的には存在しない
幻影であるという観念論になってしまうし、デカルトのような二元論
では、物質と精神のかかわりあい(どの状況で精神が生まれるか)が
うまく説明できない。
そこで、140億年前の宇宙の創生以来、物質と精神に共通した特性が
進展し、その双方が生まれてきたとする一元論的な考えを主張したい。
これによって、超心理学の実験成果も的確に解釈できるはずである。
※ この主張はオーソドックスな汎心論のように思える。
参考:http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/8-3.htm
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