超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

現代科学と古典科学:局所性について

2008-04-14 | 懐疑論争
<超心理学と懐疑論者たち(10-3)>
第10章:現代科学と古典科学
(3)局所性について

離れた物体同士は、他の粒子(あるいは力)による近接作用によってのみ、
互いに影響しあうとする、古典物理学における局所性の概念は、量子論に
よって破られた。かねてより、量子論は離れた粒子同士の相関を理論的に
予測していたが、1980年代にフランスの光学研究所の物理学者アラン・
アスペが、測定法を高速に変えることで、離れた位置の物体の特性が互い
に通信をすることなく相関することを示した。物体が離れていても、あたかも
ひとつの物体のようにそれらの特性が「からみあって」いるのである。

この相関の現れ方は、テレパシー実験のターゲットとコールの間の相関と
類比的にとらえることもできそうだ。



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