<21世紀の超心理学(14-4)>
第14章:マクレノンの儀式治癒理論
(4)シャーマン効果仮説
第4の仮説は「シャーマン効果仮説」であり、シャーマンの儀式が
心理-生理学的な問題の解決になるとしている。
とくにシャーマン症候群の人々は、儀式によって解離や催眠状態を
誘発し、問題の解決に向かう。それがまた、特異現象の信奉を増強
させるという循環的な(正のフィードバック)構造をもつ。
以上4つの仮説によって支えられる儀式治癒理論が、狩猟採集社会
での儀式の実質的な意義を説明できると考えられる。現代社会でも
青少年の世界観の安定に影響力があるのだろう。
※この理論にどこかで聞いたようなデジャヴを感じたが、思い出した。
哲学者の須原一秀が『超越錯覚』(新評論1992年)で議論している、
超越感の防衛機制と同種だ。須原は学生のレポートからこの考えを
独自に引き出している。
第14章:マクレノンの儀式治癒理論
(4)シャーマン効果仮説
第4の仮説は「シャーマン効果仮説」であり、シャーマンの儀式が
心理-生理学的な問題の解決になるとしている。
とくにシャーマン症候群の人々は、儀式によって解離や催眠状態を
誘発し、問題の解決に向かう。それがまた、特異現象の信奉を増強
させるという循環的な(正のフィードバック)構造をもつ。
以上4つの仮説によって支えられる儀式治癒理論が、狩猟採集社会
での儀式の実質的な意義を説明できると考えられる。現代社会でも
青少年の世界観の安定に影響力があるのだろう。
※この理論にどこかで聞いたようなデジャヴを感じたが、思い出した。
哲学者の須原一秀が『超越錯覚』(新評論1992年)で議論している、
超越感の防衛機制と同種だ。須原は学生のレポートからこの考えを
独自に引き出している。
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