超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Stigmata 聖痕

2010-03-12 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-29)>

Stigmata 聖痕
はりつけになったキリストと同様とされる傷が見られたり、
できたりすること。ときに強い信念や催眠によっても発生
するという。


Stage Telepathy 舞台テレパシー

2010-03-09 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-26)>

Stage Telepathy 舞台テレパシー
舞台で奇術師が見せる、トリックのあるテレパシーの実演。
送り手と受け手のあいだで、なんらかの信号伝達の方法を
取り決めておく(たとえば、フロアーのサクラの客が送り手の
ターゲットについて、受け手にサインを送るなど)。


Stacking Effect 積み重ね効果

2010-03-08 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-25)>

Stacking Effect 積み重ね効果
ESP実験で、同一ターゲットに対し多数の被験者がコールするデザイン
にした場合、表面的に高いスコアが出やすいこと。被験者のコールが互い
に独立でない可能性があるために発生する。複数のコールを多数決原理で
ひとつのコールに集約するなど、いくつかの対策が考えられている。

参考:次の<4>
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/2-1.htm


Spiritual Emergency 精神性の危機

2010-03-02 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-22)>

Spiritual Emergency 精神性の危機
トランスパーソナル心理学の用語で、それまでの自己の枠組みでは
とらえきれない、霊的な体験や瞑想などをきっかけにして訪れる、
心理的な危機状況を指す。クンダリーニの開眼に伴う困難が、その
一例。

Spiritual Emergence 霊性出現、精神性出現
上述の危機を乗り越えたところで、人生を超越的な視点で見つめ
られるようになった境地。創造性に富み、平穏な感覚で、共感性が
高まる。


Spirit Hypothesis 霊魂仮説

2010-03-01 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-21)>

Spirit Hypothesis 霊魂仮説
個人の意識は身体の死後も霊魂という形で存続するという仮説。
そして、その霊魂は霊媒を通して生者と交信できるとされる。

Spiritism
霊魂仮説を主張する立場。スピリチュアリズムの厳密な言い方。

Spirit Photography 心霊写真
霊魂とおぼしき像が写った写真。


Sitter 会席者

2010-02-22 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-19)>

Sitter 会席者
交霊会で、霊媒といっしょにテーブルを囲み、霊と交信する人。

Sitter Group
ケネス・バチェルダー(1984)が使用した用語で、半形式的な
小グループでテーブルを囲み、テーブル浮遊や叩音などの
物理的な超常現象の発生を意図した実験会。ビクトリア時代
の交霊会らしく行なうものの、霊魂の存在は想定してはおらず、
現象が起きても会席者のPKとして解釈される。


Siddhis シディ

2010-02-21 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-18)>

Siddhis シディ
サンスクリット語で、超常的能力を示す。パタンジャリのヨーガ・スートラ
によると、高いレベルにまで瞑想が訓練されたときに身についているもの。

Siddha
シディを身につけた人。TM瞑想の熟練者。


Shin シン

2010-02-20 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-17)>

Shin シン
タウレス&ウィズナー(1947)が導入した用語で、自己や魂などの
心身相互作用の担い手を中立的に指す。体内で働けば、通常の
知覚や意志の主体となり、体外で働けば、超常現象をひきおこす
ものとなる。もとはヘブライ語のアルファベットから由来している。


Sheep-Goat Effect ヒツジ・ヤギ効果

2010-02-13 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-15)>

Sheep-Goat Effect ヒツジ・ヤギ効果
ガートルード・シュマイドラーが発見した関係で、与えられたESP
実験の条件が許容できるかどうかが、当該実験のスコアの高低
に相関すること。許容者がヒツジで、拒絶者がヤギと呼ばれ、
前者が期待値より高く、後者が期待値より低いスコアを得ると
される。研究者によって(超常現象を信じるか信じないかなどと)、
この効果の意味合いを拡張してとらえていることもある。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/4-1.htm