超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Teleporation テレポーテーション

2010-04-05 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(T-7)>

Teleporation テレポーテーション
物体や人間が、遠隔地に、他の物体を通り抜けながら瞬間的に
移動すること。

Telepsychosis 遠隔精神感応
ヘンリー・ホルト(1914)による言葉で、テレパシー体験を指す。

Telopsis 遠隔視覚
ヘンリー・ホルト(1914)による言葉で、透視を指す。


Telepathy テレパシー、精神感応

2010-04-04 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(T-6)>

Telepathy テレパシー、精神感応
フレドリック・マイヤースが使い始めた言葉で、思考や感情など
の意識状態にかんする情報が、他者に超常的に伝わること。

Latent Telepathy 潜伏性テレパシー
送り手が念じた送信内容が、遅れて受け手に表出する種類の
テレパシー。

Precognitive Telepathy 予知的テレパシー
将来の他者の意識状態を事前に感知する種類のテレパシー。

Telepath テレパス
テレパシー能力を有する人。


Telepathic Hypnosis テレパシー催眠

2010-04-03 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(T-5)>

Telepathic Hypnosis テレパシー催眠
通常のコミュニケーション手段をとらずに、遠隔地の人を
催眠状態に誘導すること。

Telepathic Leakage テレパシー漏出
ジャン・エーレンウォルドの命名で、治療家の感情状態が
患者の心理テストの内容に超常的に現れるなどの、臨床
過程に出現するテレパシー現象。


Telesthesia 遠隔感知、遠感

2010-03-30 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(T-4)>

Telesthesia 遠隔感知、遠感
フレデリック・マイヤースの命名で、遠くの出来事を通常の
認知過程を経ずに知覚できること。後年、これも「透視」と
呼ばれるようになった。

Telemnesia
ジェームズ・ハイスロップの命名で、他者の無意識の記憶を
感知すること。ある種の「テレパシー」。

Telepsychosis
ヘンリー・ホルト(1914)の命名で、テレパシー体験を指す。


Tarot タロット

2010-03-29 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(T-3)>

Tarot タロット
14世紀イタリアのゲームで使われ始めたカードで、後世には
占いに用いられるようになった。22枚の大アルカナと、56
枚の小アルカナからなる。小アルカナは、4種のマークごと、
10枚の数字カードと4枚の絵札からなり、今日のトランプの
原形となっている。


Target ターゲット

2010-03-28 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(T-2)>

Target ターゲット
ESP実験で、受け手の感知の対象となるもの。
PK実験で影響を与える対象となる物体(サイコロなど)。
ときにPK実験で目標とする最終状態をさす(サイコロの
3の目など)が、パーマー(1986)はこの場合はゴールと
呼ぶべきだとしている。


Synchronicity 共時性

2010-03-24 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-37)>

Synchronicity 共時性
カール・ユング(1955)が提唱した概念で、因果関係はないが
意味のある関係で、偶然同時に共起すること。

次のサイトに詳述されている。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/5-8.htm


Supernatural 超自然

2010-03-22 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-35)>

Supernatural 超自然
超常(パラノーマル)と同様の意味だが、現象が自然でない
ことを含意してしまうので、超心理学者は使用しない。

Supernormal
フレドリック・マイヤースの命名で、パラノーマルという用語が
一般化する前に使われていた。通常では知られていない
ような因果作用によって起きる現象、という含意がある。


Super-ESP Hypothesis 超ESP仮説

2010-03-19 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-34)>

Super-ESP Hypothesis 超ESP仮説
おそらくホーネル・ハートが最初に使用した用語で、ESP能力を
無制限に認めると、死者との交信などの心霊現象は生者のESP
発現によって、ことごとく説明できてしまうという仮説。これが成立
すると、霊魂が死後生存するという心霊仮説は、心霊現象を説明
する唯一の仮説でも、節約原理にかなう仮説でもなくなってしまう。

次の<4>も参照
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/7-4.htm

仮説の節約原理については、次の用語解説も参照
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/term.htm


Subjective Validation 主観的正当化

2010-03-18 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-33)>

Subjective Validation 主観的正当化
マークス&カマン(1980)が命名した用語で、ふたつの現象が
互いに全く関係がなくとも、両者に関係があるという信念や予期、
あるいは関係を要求する仮説の支持によって、関係があるように
感じられてしまうこと。(奇妙な偶然の一致が起きる説明のひとつ)


Stuart Interest Inventory スチュアートの興味関心検査

2010-03-14 | 用語解説Q-Z
<ソルボーンの用語解説(S-31)>

Stuart Interest Inventory スチュアートの興味関心検査
チャールズ・スチュアート(1946)が作成した心理検査で、いろいろな
ものへの関心を5段階で自己評定する60項目の質問紙である。
超心理学者のベティ・ハンフリー(1950)が、それを14項目にへらして
実施し、関心評定の高さによって、ESP得点の高い被験者をはっきり
分離できたと主張している。