あすなろ

塾長日記

ダレている学校ほど和気あいあいと。

2008-03-13 18:31:20 | Weblog
私の塾はいつでも楽しく、和気藹藹と24年間やってきました。3年前の夏期講習の最中に過労で私は、救急車で運ばれました。救急救命病棟で目を覚ました時、ベットの周りには、何人かの生徒や親が心配そうに来ていました。うれしい話でしょ。感涙ものですよね。この話は僕の宝ものでした。だけれども最近、こういうやり方がわが塾をダメにしていると思うようになりました。学校説明会にいくとわかるのですがダレている学校って(なんか制服をシャレタものにいじったり、共学にしたり、特進クラスをつくったり、何とか生徒を増やしたいのはわかるけれど、みんなみんな付け焼刃で、断固としてその方針を貫こうという気迫がない。オリジナリティがない)そういう学校ほど、明るいとか楽しいとか強調をする。これは職場でも同じで、何か、つぶれそうな会社ってみんなでお茶を飲んだりしているんですね。
今日行った、旅行会社なんかみんな事務所内を走り回っておりました。何かをやりぬくなら、やはり厳しさがないとね。そして厳しさを追求すればヘラヘラしてばかりはいられないということですね。

勉強をゲームにしてしまうと面白い。

2008-03-12 13:57:16 | Weblog
東大生がそんなことを言っていた。フォードの創立者フォードもそんなことを言っていた。会社経営なんかで困難な問題に直面したときなど、ゲームのように解決までの道を探れと。5月の模試では何点取るか。夏期講習が終わるころにはどこまで終わらせておくか。計画を立ててゲームのように、片づけていく。終われば遊んでいようと、旅に出ようとなんでもあり。受験生だからって、勉強、勉強っていつも煽られているのもなんだかな。私がサラリーマンの時、いつでも仕事の話しかしなくて、仕事が終わった後お酒を飲んでいても仕事の話しかしないで、しかも仕事の出来ない男がいた。理屈ばっかでね。まづ、行動。そして、計画。企てるとは鍬立てるから来ているのよ。畑ででたらめに耕しても仕方ないでしょう。クワを立てて耕す方向を決める。そこからスタートね。

やり直すしかないじゃありませんか。卒業シーズン

2008-03-10 11:49:11 | Weblog
6年間毎日(休みの日も顔を出した)少年が大学受験に失敗して辞めていきました。
結構、ボロくそに言われました。休みの日でも顔を出したりしたとき、私は酒を飲んでいて、いつも教室でお酒を飲んでいるんですかとか、元教え子の子とディズニーシーなんかに言った写真を見つけて(勝手に人の机を開けて)こんなことしているんですかとか(私は先日元教え子を脅して逮捕された川口の校長じゃないよ)教育者がと言われました。なんかひどいなぁ。別に塾の先生だって、プライバシーはあるし、気の合う子もいるし、その子だけ見たから、ひいきしているとか言われても、月謝が違うのだし、鮓屋だって、松竹梅ってあるじゃない。
まぁ淋しかったけれど、この子がいなくなったら、ほかの子が明るくなったという
局面もあるんだよね。時は流れていく。今日昔の生徒が遊びに来る。うれしかったけれど、いつまでも昔話ばかりしていられないよね。卒業シーズンだけれどやはり卒業というのは好いことなんだよね。

受験離婚

2008-03-06 21:50:09 | Weblog
受験離婚というのがあるそうだ。落ちた時、そちらの血が悪いからだ。うちの家系はみんな医者だしそれに引き替えそちらの家はなんていうことになる。受験にはたくさんのドラマがあるとおもうけれど今もわが塾ではすごいドラマが進行している。お父さんとお母さんから、私に何本もどうしようかとあるいはどうなっているのかとメールが来る。私は塾の先生、お子さんは二人の子供。です。結論はご両親で出してください。さぁ新しい受験のスタートです。意志を持ってスタートしてください。気力を持って継続してください。家族で同じ目標に向かって進む。失敗しても家族みんなで考えましょうよ。結果としては受験が家族の結束を固めるんじゃないのかな。

考えてばかりいないでやるしかないじゃないですか

2008-03-05 21:23:26 | Weblog
2次試験も落ちちゃいました。しょうがないから、定時制、あるいは通信制ということで進んでいたので、仕方ないですね。と思っていたのだけれども、午後7時過ぎからお父さん、お母さん、本人、メールがガンガン来出しました。やっぱり普通の高校へ行きたい。フーム覚悟はできていなかったのか。各学校に電話をしたのですけれど、もう午後7時過ぎだと先生はいません。塾としては、ここからが出番なんです。明日中に何とかします。見ててください。

新しく始めましょう。失敗した人も立ち上がって

2008-03-04 12:48:13 | Weblog
明日は2次試験です。朝から明日の試験に向けて一人の生徒が教室では黙々と問題を解いています。みんな決まっているのに、今の時代なら、どこかに推薦で入れるのに、彼のどこにこんな根性があったのかと思えます。最後になって彼とはいろいろなことを話しました。ここ数年、なにか妙に明るくふざけたことしか言わない生徒や、一方誰とも何も話さず、時間になるのを待って帰って行ってしまう、サラリーマンのような生徒とかばかりだったから、たったひとりでも私にとって充実した時間です。以前はいつもこんな生徒ばかりだったのにね。10年ほど前『お父さんがほかの女と歩いていた』なんていう相談を受けたこともありました。まっお節介なのかもしれないけれど、一緒に勉強の問題だけじゃなくていろんなことを悩んだり考えたりするのは充実した時間ですね。そういう生徒が34才になって子供のことで
という相談を受けました。やっぱりね、自分もいろいろな問題を抱えていて人どころじゃないんだけれど、可愛い生徒のためならね。結果はどうあれ新しく始めましょう。失敗した人も立ち上がってね。

今日から3月、受験の新学期

2008-03-01 13:42:15 | Weblog
本当にその学校に行きたければ、2年でも3年でも編入とかいろんな方法があります一学期が終ったところでも編入する機会もあります。過ぎ去ったことにいつまでもこだわらないで、今日から3月。昨日は正月以来初めて、休んで大学時代の友人と昼間から浅草でビールを飲んでいました。何回か合否の連絡が、携帯に入りましたけれど、出ませんでした。もういいでしょ。僕も一生懸命やりました。自分が電話に出なかったから罪の意識があって書いているのかもしれませんけれど、僕も初めて一日フリーで午後1時から労働者たちに混ざって酒を飲んで、酔った勢いで小さな小さな芝居小屋で芝居を見ました。面白かったですね。さぁやるぞという気持ちになりました。だからさあやるぞと言う前に全部ストップして気分転換をしたらいかがかしら。外はもう春ですよ。