受験が、入試がちかづいてくると、生徒たちは狂います。淋しいから、不安だからいつまでも塾から帰らないし、ある雪の降った時など、全員が雪だるまを作り始めていつまでも止めない。中には泣きながら作っている子もいて、私はポーゼンとそれを眺めていたことがありました。とにかく少しおかしくなる。親も先生も頑張れとしかいわないし。そんなことしか言えない。あと神社でお札買ってきたりね。大手の塾何ぞ御三家の校門にずらっと並んで握手なんかしている。そりゃあ頑張るけどもさ。合格のカギはなんでもそうだけれど、気迫だよ。ふざけんな馬鹿野郎。絶対受かってやる。受からなくちゃあかんのやぁ。みたいな部分を持っている子はたいてい、受かる。受かっているね。父さんの会社が倒産して、月謝ちょっと待ってくれ、必ず受かるからと言ってきた生徒も実際にいるよ。彼は2か月で偏差値15あげた。もうそれしかないんだ。という気持ち。気の持ち方というか、気迫、気の迫力ですね。昨日、早く起きろと書いたけれど、起きられないんだなんて生ぬるいこと言っているうちは、無理だな。やることがあれば人は起きられるというか眠れない。