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ジビエビジネス ③ジビエ活用の切り札“走る処理施設”

2016-11-15 07:15:00 | 経済フロントライン

10月22日 

今年8月 東京台場。
地域でのジビエ活用を加速させる切り札が発表された。
“移動式解体処理車”である。
捕獲の現場に出向いて処理を行う。
国の補助金を受け
ジビエの普及団体とトヨタ自動車が開発した。
この車の中では処理施設と同じ機能が備わっている。
解体したら素早く冷却。
現場ですぐに作業するため新鮮で臭みのない肉を提供できる。
価格は1800万円ほど。
処理施設と比べて安いため自治体が導入しやすくなっている。
(千葉県鋸南町 町長 白石治和さん)
「ちゃんとした施設を作ると1億円以上かかるという話なんですよ。
 イノシシの解体をするのに活用できるでしょうね。」
100以上の自治体や食品メーカー
それに政府関係者が訪れた。
(前地方創生相 石破茂さん)
「いま東京でも大阪でもスーパー行ってジビエのお肉ってないよね。
 それが流通にまわっていくようになる。
 家庭で『今日はシカ肉ステーキ食べようね』『わーい』みたいな
 そういうことになるのが我々の理想ですね。」
ジビエは地域を活気づける手立てとなるのか。
注目されている。



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