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増えるアジアへの教育移住

2013-04-05 08:00:31 | 報道/ニュース


  3月29日 Bizプラス


  今子供の教育のために海外に移住する家族が増えている。
  中でも人気なのが
  生活費が安く欧米の私立の学校の進出が相次いでいるアジアの国々である。

  会社員の井村俊之さんは去年8月から1人暮らしをしている。
  仕事から帰ると向かうのがパソコンの前。
  妻と5歳と3歳の娘が住んでいるのは約5,000キロ離れたマレーシア。
  子どもたちをマレーシアに進出したイギリスの名門校に通わせている。
  授業は英語。
  年間の授業料は約150万円。
  このほか現地での生活費として月に20万円仕送りしている。
  (井村俊之さん)
  「お金を残すことはできるか分からないが
   教育が一番の財産。
   子どもたちに世界中で生きていけるような知識を与えられたらいいと思う。」

  いま中国やマレーシアなどアジアの国々で小中学校に通う日本人の数が急増している。
  昨年度は約2万6,000人。
  ヨーロッパや北アメリカで学ぶ数を上回っている。
  教育移住のセミナーも各地で開かれている。
  先月愛知県で行われたセミナーには約20人が参加した。
  「国際教育は子供に贈る最大のプレゼント。」

  一方 不安を感じる子どもいる。
  8月のマレーシアに移住する家族の中学1年生と小学5年生の兄弟。
  現地のインターナショナルスクールに通う予定である。
  英語の授業についてゆけず日本人学校に転校したり帰国する子どもも少なくないという。
  それでも親は壁を乗り越え世界で活躍するようになってほしいと考えている。
  (母親 原直美さん)  
  「一人ぼっちで学校で相当揉まれてくる。
   きっと彼らのいい経験になるはず。」
  
  
  
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