かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

オオキツネカミソリ鑑賞登山

2012年07月29日 | 日記



今日は、7月29日 日曜日 天候は晴れ。
夏山に挑戦!といっても、登山歴が殆どない私にとっては、大胆な挑戦。
なんとなく落ち着かない私は、集合時間の6時50分より、少し早目に、集合場所の加津佐支所にやって来ました。
改めて、今日の登山を紹介すると、口加山岳会主催の五家原岳多良岳縦走オオキツネカミソリ鑑賞登山です。
今回の登山には16人の皆さんが参加されておられました。
 午前7時に加津佐支所を出発し、朝日に輝く波静かな夏の海を見ながら、目的地へと向います。
途中、食料や飲料水を買い求めるためにコンビニに立ち寄ります。食料と言っても、日帰り登山なので、私はおに
ぎり、野菜ジュース、スポーツ飲料などを買い求めました。コンビニは、自分の買い求めるものの場所がすぐわかる
のでとても便利ですね。すでに、頭の中に陳列場所がインプットされているのでしょう。
 テレビ塔がある五家原岳駐車場に着いたのが9時近く。その駐車場から、10分ほどで、五家原岳山頂に到着。
あまりのあっけなさに、少しビックリした反面、そこから、苦難の道が待っているとは、想像もつきませんでした。
 五家原岳山頂から中岳へと向い、オオキツネカミソリの群生がみられる西野越までの山道は、膝がガクガクする
ぐらいの、石がむき出しになったところやゴロゴロした急な坂道をロープを伝いながら下りて行くと、今度は急な坂道
にさしかかります。私にとっては、心臓破りの坂みたいに感じましたよ。歩いては休み、歩いては休みなので、皆さん
からは遠く離れてしまいましたよ。足元はふらつくし、まるで時計の振子のような足取りになっています。最後尾の
サポートをする会の松藤事務局長は、そんな私を見て、安全確保のために私のベルトに、登山ザイルを装着。
まるで、引き綱をつけられたひ弱な犬みたいな恰好になってしまいました。汗は滝のように出るし、心臓はパクパク
するし、それでも皆さんに遅れまいと、やっとのことで、オオキツネカミソリの咲き誇る群生場所にたどり着きましたよ。
 そこでは、山グループの皆さんの合唱があっていましたが、私には、歌声を楽しむという余力は残っていませんで
した。
 花咲く光景を見た瞬間、舞い上がりましたね。自然に咲く花のパワーに圧倒されたというのが、実感でした。
険しい山道をヨロヨロ、パクパクしながらも、来た甲斐がありましたよ。今までの苦しさが、スッーと吸い取られるような
気がしました。
 その後、金泉寺で昼食。昼食後は、皆さんは最終目的地の多良岳山頂を目指しての登山。私は、股関節の
痛みと体力の限界を覚えたので、ここでリタイアーし、皆さんを待つことにしました。
 その後、竹崎カニで知られる、佐賀県太良町にある天然温泉「有明海の湯」で疲れをいやしました。
 今回の登山では、口加山岳会のチーフリ―ダーの松永さん、私の命綱を引いてくださった松藤事務局長さん、
そして、参加された皆さんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。



オオキツネカミソリの群生。写真では、とても、その美しさは伝えられません。



金泉寺。ここでも、あちこちで歌声が聴かれました。



登山の疲れをいやした太良町の天然温泉「有明海の湯」