かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

今日は小寒・良寛さんを想う

2012年01月06日 | 日記



今日は、1月6日 金曜日 天候は曇り。
そして、二十四節気のひとつである小寒。冬の寒さが、一段と厳しくなる日だとか。朝から、冬日は射して いる
ものの、外は、かなり寒く感じます。私は、朝9時半から、今度は歯科医院に来ています。2日続けての病院通い
体の衰えを否が応でも、感じてしまいますよ。
 病院から帰った後は、自宅でおとなしく過ごしていました。数日前から、各地のこま回しとか凧揚げ風景が
放映されていました。お正月には、凧あげて、こまを回して遊びましょう~という歌が有りました。それから、まりを
ついてあそびましょうという2番目の歌詞が続きましたね。滝廉太郎作曲のこの歌は、誰でも、口ずさんだことの
ある、お正月の歌ですよね。こま回し、凧上げ、羽根つきなど、現代の遊びからは、あまり見かけなくなったような
気がします。お正月の行事そのものが、形骸化しているのかも知れませんね。
 そうそう、毬つきで良寛さんを想い出したのですよ。
平成20年三月末に退職した私たちは、退職記念にと、日本海沿岸の各地を観光しながら、青森の恐山まで、自家
用車て北上したのですが、それぞれ、行きたい場所があったのです。私は、新潟県の出雲崎、そして連れ合いは
山形県の「立石寺」がお目当てでした。出雲崎と言えば、良寛さんの生誕の地ですよね。ただ、ただ、ここに来たかった
という話ですけどね。時季は6月の初旬、最初に「良寛記念館「」を訪れました。館内には、良寛さんの遺墨が残されて
います。書をたしなむ人にとっては、最高の眼福でしょう。
 記念館そばの丘からは、佐渡が見えます。丘には「にいがた景勝百選一位当選の地」と刻字された石碑が建って
います。ここからは、日本海と良寛さんの母のふるさと、佐渡が見渡せます。眼下には、出雲崎漁港、良寛堂も見る
事が出来ます。
 丘の上に建てられた良寛さんと、子ども達の像を見ると、心安らぐ気がしましたよ。私にとって、良寛さんの崇高な
清貧な生き方は、到底真似できるものではありませんが、この地にたつと、何だか「良寛さん」の声が聴こえてくる
ような気がしました。

今日は、良寛忌でもあるんですね。

 
良寛堂の前に立つ〈連れ合い〉です。    良寛堂敷地内に立つ「良寛生誕地」説明板


            

            公園内にあった句碑。
            「世の中にまじらぬとにはあらねども 一人あそびぞわれはまされる」

             

              旅の記念にと「良寛記念館」で買い求めた良寛像です。             


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