かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐・座禅石途上からの野田浜風景

2012年09月08日 | 日記



今日は、9月8日 土曜日 天候は 晴れから曇り。
昨日の予報では、朝から強い雨と表示されていたので、てっきり雨かと思っていた
のですが、外は明るい陽射しさえ見えます。予測不能の天候ですね。

今日も、南島原観光ガイドツアーに申し込まれた1人の方を岩戸山に案内しまし
た。8月末日から、9月22・23日の口之津港開港記念日までの毎週土・日に
観光客を、「口之津開港物語」として、口之津・南有馬、北有馬、加津佐の4つの
地区を結ぶ一つのストリーに仕立て、それぞれの歴史観光コースを案内すること
になっています。

加津佐の歴史観光コースの設定は「フロイスの道と穴観音」がテーマになって
います。

今日、案内をした方は、事前の情報では口之津の方ということでした。
ところが、話を聞いてみると、40数年ぶりに口之津に帰ってこられたそうです。
その間、ずっと、転勤生活だったとか。最後の赴任地が山梨県ということでした。

向こうで、出身を尋ねられ答えると、すぐ「九州の方」ですかと言われるそうです。
すべて、「九州の方」で終わってしまうと、笑って話しておられました。

40数年ぶりに故郷に帰ってこられた感想を訊ねてみると
こんな答えが返って来ました。
「やっぱり、故郷の風景には、安らぎを覚えますよ」と。続けて「このツアーにどうして
参加されたんですか」とお聞きすると、「知人が訪ねて来た時、案内する場所を
知りたかった」とのことでした。

やはり、全国各地で勤務された経験からでしょうかね。その土地のことを知る
ということは、住む上では基本ですよね。

案内が終わると、車で奥さんが迎えに来られ、わざわざ、運転席から降りられて
ニコニコと笑顔でお礼を言われました。本当にうれしくなりましたよ。

Uさん、40数年ぶりの故郷を、これからも楽しんでくださいね。

         

         穴観音のすぐ下の参道から眼下をのぞむと
         宣教師フロイスも見た、足のすくむその当時
         のままの光景が広がっています。


今日の座禅石からの風景。海の色も「秋の海」に
見えます。


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