このところ気になっているのが、昭和30から40年はじめころ兄たちが作りきかせてもらったゲルマニウムラジオと、NHKくらいしかきけなくてもいいので、プラスチックの筐体ではなく、木箱に入ったラジオがほしいということ。
ゲルマニウムラジオは、ラジオの原点で、ローテクながら電波をとらえられれば無電源で永久的になり続けるというところがなんだかいい。この分野に知識のある理系の人なら、その辺に転がっている銅線などを使ってきっと作ってしまうだろう。
半世紀前のノイズのほとんどない世界で、NHKR1の相撲や野球がかすかにきこえたという記憶があり、今はきっと作るだけ無駄なんだろうけど、来年はこの辺でも遊んでみたいと思う。幸い子ども向けキットはまだWeb上にはあるようだ。
もし今ゲルマニウムラジオでなにかきけたら、短波のアルゼンチン国営放送 を聴けたくらいの話なのかもしれない。
木箱に入ったラジオはとにかく見た目のこだわりで、子どもの頃最初に認識したラジオというものは木箱の入っていたと思い込んでいる(そんな気がする)。
調べてみると古いものはべらぼうに高い。
うすっぺらな自分が、そんな本物志向をする必要はない。
100均の部材で箱を作り、ラジオキットを組めばいいじゃん!とやる気を出してみたものの、工作は・・・。
でも、もう数カ月こんな思いもあるので、お試しで千円ちょっとのAM/FMラジオキットというのをアマゾンでポチットしてしまった。
う~ん、できるかなぁ。
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