『またひとつ昭和が遠くなった感じ(2019年03月25日 | ラジオな日々)』で、ラジオの中波帯のAM放送を廃止しFM放送に転換できるようにするため、民放連が総務省に制度改正を求めるという話題をとりあげたが、これ、本当に要望したらしい。
どうなるかは今後の話のようだけれど、実際、国内のラジオがみなFM化した場合、中継所のような設備を全国にそうとう作らないとカーラジオなどできいている人たちには今と同じ環境を提供できないような気がする。
古い車のカーラジオでは、ワイドFMの受信ができない。これも厳しいなぁ(笑)。
もう一つは、日本が中波帯を使わなくなれば、かのラジオ大国中華がきっと電波を出してくるのではないかということ。
遠くまで届くAMの電波帯の割り当ては国際ルールがあって混信しないように調整しているらしいが、使わなくなればいつまでも「うちのだ!」と権利だけ主張しているわけにはいかないだろう。
本当に中波帯のAM放送が廃止となったとき、現在は夕方から夜にしか聞こえない中華、朝鮮の放送が日常的にラジオから流れるということになるかもしれない。
そんな日常が続けば、日本は距離のある米国より近い中国に飲み込まれていくのかも。
平成の時代、日本は御家芸だった電機機器の生産技術を中国へ渡した。今は生活家電の大半の主導権は中国だし、最新技術も深圳などを中心に日本より活況らしい。
電波まで取られるのはちょっと寂しくもあるが、これも時代の流れなのだろう。
たかがラジオ、されどラジオ。
放送は文化を伝え人心を融合していく。
放送は文化を伝え人心を融合していく。
現在短波のCRI(中国国際放送局、北京放送)やKBS WORLD (韓国放送公社)をきいているとそう思う。
自国の放送のような錯覚を受けるときがある。
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<今日は何の日>
<今日は何の日>
1971(昭和46)年の今日、千葉県鴨川市が市制移行。
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