人口構成の変化などにともなって、国は、オジイ、オバアに70歳くらいまでは働いて稼いでくださいという方向にもっていこうとしているようだ。
年金水準を維持するために若い世代に重い負担を求めるのはできないから、なるほどな、とも思うけれど、現実は厳しい感じがする。
オジイ、オバアになると、健康状態、体力等に個人差が大きいことは最近目の当たりにし、自分にとっても切実だ。
今日、交通誘導のシルバーバイトで、千葉市某所の舗装工事現場にでかけた。
交差点を含む長い距離の工事で、メンバーは7名。
私より若い人は、2名のみ。
他は、60代、70代だった。
交通誘導のシルバーバイトでは、80歳代の方も数人知っている。
みな、それぞれの事情があるのだろうけれど・・・。
最年長の70歳代の方が、朝のミィーティング終了後腰が抜けたように倒れ、病院に担ぎ込まれた。
このところ、70歳代の方がこんなケースになることが続いている。
確かに寿命は延び、元気なオジイ、オバアも増えた。
けど、長時間立ち仕事で強い緊張を強いられ、トレイもままならい交通誘導のような仕事は、オジイ、オバアには厳しい。
でも、そんな仕事しかないというのが字田舎での現実である。
70歳まで働くっていうことより、時間はかかるけれど、昭和の昔のように、何世代も一緒に暮らす文化を国の方針にした方が、みなの明るい老後ってものがもどってくるような気もする。
字田舎には、若い人たちがお金を稼げる仕事は少ない。
これが問題だわな。
みなが農家や林業で人並みの暮らしができるようになればいいのだけれど、これ、無理だわ。