goo blog サービス終了のお知らせ 

まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

バイク手放しました。仕方ないですよね。

2014年12月25日 | 道具弄りの日々

子供の頃から、いつかは『750ライダー』、いつかは『クラウン』でしたが、どちらも夢に終わりそうです。

他人の目を引くようなバイクや車に憧れた時期もありましたが、私にとっては、どちらも道具で、自分にとって使いやすい、お財布にやさしい、いじっていて楽しい、そんな身近なものが良いと思うようになってきました。

いろいろなバイクに乗ってきましたが、今日手放した125ccの原付バイクは、最高の相棒でした。

それまで乗っていた50ccカブ(すごくいいバイクなんですが、遠くに行くには時間がかかる)を手放し、3年前にお小遣いで買ったのですが、壊れそうになる自分を本当によく支えてくれました。

騒音も気にならないですし、燃費は50km前後/L走るので、満タンで千葉を出ると東北の外れの方まで走れました。
関東は、もちろん、東海、中部、北陸、信越、東北と、自分のどこにこんな気力がのこっているのかというくらい、走りました。

カミさんには、「いい歳してぇ」とあきれられましたが、母の介護と仕事という時間的なストレス、どうでもいいような仕事のことを一時忘れ、旅先の風景・人たちとふれあえた時間は、少年の頃の、いつかは・・・と同じ世界でした。

バイクや車で、いろいろな所へ行ってみたい!
大型バイクや高級車ではなく、原付バイクの旅でしたが、妙に、新鮮だった。

子も独り立ち、カミさん元気でお仕事大好き、受持ちの仕事の区切りがついたら、どうでもいい会社は辞めて、バイト生活もいいかな?

もう会社辞めちゃったし、バイク旅も終わり。バイク手放すか?

と思ったのも、ツーリングの走行中でした。

旅を続けている内、風景は違っても、どこへ行っても同じような人間の営みがある。なにも、遠くへ行かなくても、自分の身のまわりにも、見るべきものがあるんじゃないか、そんなことにも気づきました。

これからは、生活基盤が、フリーター(バイト)で、経済的に無理がききません。
私の場合は、財力が少ないので、危険な要因(事故・ケガ)は出来るだけ避けなくてはいけないです。
まあ、体力、視力は間違いなく落ちてきていますので、それもあわせ、無職には、仕方ない選択ですね。

これからは、危険の少ない、ウォーキング(散歩)での新鮮さを探していこうと思います。

(志賀草津道路 日本国道最高地点)

 

 

ちなみに、わが家は、カミさんはいつも新車ですが、私は、今迄1台しか新車に乗っていません。

手入れをしない新車より、乗り出し30万円の軽でも、手をかけてやれば輝いているように思います。