まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

後輩からのお歳暮

2014年12月06日 | 日記

退職した会社で一緒に働いていた後輩からハムのお歳暮を頂きました。
退職して今日で66日目ですが、あくせく朝から晩まで働いていたのは、ずいぶん前の出来事だったような感じもあるこの頃です。

配達の人から受け取った時、正直、「もういいのに」という気持ちもありましたが、懐かしく、有難かったのも事実です。
お礼の電話をしたところ、余り声に元気がありません。

会社組織にどうしても必要な人はいない、自分が辞めても後任が来て、仕事はまわっていくから大丈夫と言って辞めたのですが、結果は、そのとおりであり、大きな混乱もなく毎日が動いているようです。

ただ、混乱なく動かしている原動力が、50歳前後の、後輩の年代のメンバーで、だいぶしわ寄せがきている感じのことを言っていました。
在職中の状況から、それはそうだろうなぁと想像はできます。

○○は、結石ができて救急搬送されてしばらく休んだ。××は、腹痛を訴え、食欲不振。元気がないなど・・・。
後輩自身も、ぎっくり腰の癖があって1~2年に1度は長期に休んだりしていました。

今の私にはどうしようもない事ですが、苦しいことばかりの中いっしょに働いていてきた仲間たちの事は気にかかります。
少々癖はあり、立ち回りは器用ではありませんが、仕事には真摯に向き合い、強い責任感を持っている人たちでした。

業務の結果責任は、責任者(管理職)がとれば良いのだから、自分たちの能力を超えてまで仕事に打ち込むことはないんだよ。
体を壊したり、頭を悪くするほど働いても誰も褒めてくれない。ダメになれば次の人が来て何事もなかったように業務は続く。
止めるという行動は、自分自身の心のブレーキしかないんだよ。
励ましにならない、励ましをして電話を切りました。

私が早期勧奨退職しなくても、間違いなく来年の4月の定期異動にかかっていましたので、新しい人とのバトンタッチは必然だったと思います。

この状況をうまく乗り切って、みんながもう一回り大きく伸びてくれると良いのですが、押しつぶされて、体調を崩したり、来春の高齢者早期勧奨で退職なんてことにならないように祈りたいです。

管理者の高い給料は、偉いからとか仕事ができるから支払われているのではないと思います。
人がどう動いているかを見守り、アドバイス、リードし、サポートして全体の力を引き出す。そして、結果責任をとる。
体を壊したり、頭を悪くしてしまうまで、働かせ、結果責任も取らなかったら、最低ですね。
人と関わるのは難しい。私にはできませんでした<(_ _)>

 

コメント
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