村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

229.厳格にトコトンやってもいないのに「自分はやっている」と平然としている、簡単に諦める現代人

2012-01-26 09:32:57 | 健康作り
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10

村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

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村上原基健康体操塾


昨年から腰痛対策を本格化し、やっとどうにか良い結果が出だしています。
そもそもは2年前、かなり腰痛がひどくなって、近くの整体院に行ったのです。
先生きっぱり曰く、「直す気になって継続的に治療すれば絶対に直ります」でした。
「67歳だから、こんなにひどいから、もう直らないなんてことはありません」でした。
そんなことを言う整体師は初めてでしたが、私も「それならトコトンやりましょう」となったのです。

半端でないお金と努力で1年が経過しましたが、当時、直ったような直らないような状態でした。
その後、少しづつ健康体操やら、姿勢を真っ直ぐするやら、自分の努力を加えていきました。
その結果約2年目にして完全100%とはいかないまでも80%くらいは良くなったのです。

特に最近は姿勢が真っ直ぐに歩けるようになりました。実は、これは大きな成果なんです。
姿勢を真っ直ぐにするというのは簡単なようですが、長年できなかったのですがから、
  周囲を見回すと老人が増えたせいもあるが、若者も背筋が曲がった人ばかりです。
  背筋が曲がっていて当然なんです、何でも出鱈目なんですが、それで当然が今の日本の姿です。

独自の健康体操を毎日30分以上欠かさずやることで、それが可能になってきたのです。
身体自身が直ってきたことだけでなく、強い意思が形作られたことによると考えています。
病は身体が病んでいる以前に、気・心が病んでいたことを改めて知らされた気がしています。

健康体操は目下私が普及にも努めていますが、トコトン真面目にやれば、効果を発揮します。
私の過去の反省は、”やることなすこと中途半端というかいい加減だった”ということです。
「やってます」という人の多くは、やってはいるがきちんと厳格にはできていないもんなんです。
「厳格にきちんとやってますか?」と質問すべきであって「やっていますか?」という質問では駄目です。
今後は、会社でも学校でも家庭でも自分自身にも「厳格にきちんとやってますか?」と質問して下さい。

答えが「やっています」では全く意味がありません。厳格さの度合いを確認してないからです。
大事なことは、”やっているか/やっていないか”ではなく、厳格にやっているか?どうかなんです。
現代の落とし穴は、厳格さの欠如や厳格さのチェックの不十分さなんです。

私の場合も「長年、腰痛対策をトコトンやってきた」と勝手に思い込んでいたんです。
「いろいろ一生懸命やったけど、駄目だ」という思い込みや甘えた姿勢だったんです。
しかし今よくよく思えば、「やってはいるが、皆いい加減で中途半端だった」のです。
昔の人は、現代の人の数倍厳格な人が多く社会自体も厳格なものでした。
しかし現代は科学技術の進歩した割りに、厳格さがどんどん欠如しているんです。
時代の進歩に従って厳格さが失われていく、そういう時代になっているということです。
機械化できずに何事も人がやっている時代は、人の厳格さが必要だったんです。

物事を頼む場合も「やっています」という言葉を安易に信じるととんでもないことが起きます。
また自分自身でも「自分はきちんとやっている」と安易に思い込むのも危険なんです。
むしろ現実は「きちんとできていない」のがほとんどなんですから。
平和で便利で豊でなんでも機械がやってくれる社会では、自分に厳格さを求めなくなるのです。
いい加減な所業の積み重ねが長く続く結果、ある日とんでもない災いが降りかかって来るのです。
東北の大津波や原発事故なんかも典型的な安易な思い込みによるものでしたね。
現代社会の問題は、ほとんどがそういうことに起因していると言っても過言ではありません。

腰痛対策として独自の健康体操を続けて私の背筋が真っ直ぐになったことで感じたことは、
いい加減にやっている場合、大きな災いが後々生じると覚悟すべきだということです。
腰痛で背筋が曲がっている人は、最近では老人だけでなく若者にも多いのです。
背筋が丸かろうと左右に肩が傾いていようと、腰が曲がっていようと、一向に平気なんです。
何故なんでしょう?実はすごく大きな問題なんですが、ほったらかしなんです。

膨大な借金を抱えているのに、一向に税金を上げずに借金は増えるばかりでも平気なんです。
国や役人が悪いの政治が悪いのどうのと「俺の知ったことか」と放置するのです。
地球環境問題・病院不足・保険破綻・年金破綻・失業増加・・・・皆いい加減に放置しているのです。
個人的なことでも「もう歳だから病気になっても、足腰が悪くて当然だ」と平然としているんです。
「あるべき完全な姿にするのが当然なんだ」と思う人や、そのように行動する人が少ないのです。

世の中には右も左もそういう「いい加減で良いのだ」という甘い考えの人で満ち溢れているのです。
特にリーダー:指導層にそういう甘い人が増えていることが国をも滅ぼす元になるんです。

二宮金次郎師は、そういう周囲の人を見て、自分が率先して投げやりな状況を改革していくのです。
「俺がやってみる」「できるじゃないか」「あんた達もやってみい」「やはりできるじゃないか」
できるんですよ、どんなことも、やる気さえあれば、きちんとやりさえすれば、

『為せば成る為さねば成らぬ何事も為らぬは人の為さぬなりけり』上杉鷹山(うえすぎ ようざん)
本質をつく・真実を見極める・真面目に・真剣にという姿勢がいつの時代にも大切なんです。

私が健康体操で姿勢が真っ直ぐになって知りえたことは
①真面目にやること
②真剣にやること
③続けてやること
④きちんとやること
⑤くじけずやること
⑥やりながら考えること
⑦工夫すること
⑧改善すること
⑨諦めないこと
⑩やりとげること
でしょうかね

トコトンやる、トコトンやれば何とかなる、トコトンやれば自信がつく、トコトンやれば楽しくなる

逆にトコトンやらない人は、つらい日々が待っているのではないでしょうか?
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