村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

206.乗り越えるということは、無難に乗り切ることではない

2011-04-21 08:12:31 | 人生
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

お久しぶりです、目下人生勉強会立ち上げに取り組んでいます
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今回のような大きな被災の場合は、とにかく元通りに戻すことがまず大事ですが
萎縮してしまい、元通りに戻すことばかりに執着し、人間が小さく固まってしまうのは損です
来てしまった大災難であれば、これをその後の自分にとって大きく益するようにすべきです

勝負に負ける
大病をする
会社が赤字になる
大事故に遭う
・・・・・・・・

負けても⇒元をとり戻せばいい
病気が⇒治ればいい
会社が⇒赤字が解消すればいい
事故を⇒とりあえず事故を忘れられればいい
とりあえず手っとり速くどうにかするでは、せっかくの大災難を活かしていないのです

大災難はプラスにしなければ、差し引き、大損です
起きてしまった大災難自身は、悔やんでもしょうがないんです
大災難が来ても、応急処置や単に元通りにするだけの人が案外多いのです
例えば大病しても、とりあえず治れば良いとしてしまう人が多いのです

そうではなく、前向きに
・これまでの生き方を大きく見直す
・改革や多くの改善に結びつける
・予防や再発防止に結びつける
・新たな挑戦を開始する
・自分が強くなる打たれ強くなる
・・・・・・・・

山中鹿之助が艱難辛苦を与えたまえと言ったのも前向きに活かすということなんであって
どうにか対処して、その場を取り繕ったり誤魔化すのではないのです
今度の巨大地震や津波原発事故も日本の強化に結びつけなければなんの意味もない

戦後焼け野原で無一物の日本は世界一までに経済を発展させてきました
大災難をむしろ大き成果に結びついた経験を日本人は持っているのです
また関東大地震や全国各地の大地震も大きな益に結びつけてきたのです
会社も個人も大危機をその後の大発展に結びつけた会社や個人は多いのです

喉元過ぎれば熱さ忘れる
今回の未曾有の大災害でも、日が経つにつれて皆忘れていくのです
そして何の反省も成長もなく、元どおりになってしまうのです

今回の巨大災害によって被災者もそうでない人も、どのように大きく変わるかが大事なんです
国家も地方も会社も個人も、誰がどう大きく変貌するかが大事なんです
復興ではない ⇒益する ⇒大ピンチを大チャンスに ⇒大成果に

そういう意味で山中鹿之助のように艱難辛苦は2~3回くらいでは人間は変わりません
10回以上の大苦難を味わう、苦難を求める
そして自分の努力と知恵で乗り切る

そうして国家も会社も人も大災難によって強くなっていくのです
他人事のように思っていないで、今回の大災難を自分はどう益していくか
それが問われようとしているのです

被災者もそうでない人も、今どうかが問題ではない
結果的に東北や福島や茨城の被災者がもっとも大きく変わり成長しているでしょうね
数年後、被災していない貴方は、相対的に取り残されてしまうかもしれないのです

コメント
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