村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

200.もっと真剣・真面目に緊急事態に備える、そのために真面目に人生勉強に目覚めること

2011-04-01 10:56:57 | 人生
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

お久しぶりです、目下人生勉強会立ち上げに取り組んでいます
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい滋賀人生勉強会・クリック

東北の太平洋岸の人々は津波に世界的なレベルで十分備えていたそうです
しかし今回、神はそれをあざ笑うように、とんでもない厳しい試練を与えました
「そんな甘いもんじゃないぞ」「絶対に大丈夫なようにしたのか?」と
「今までこうだったから将来もこうなるはずだなんてあまりにいい加減だ」と

人間の小ささを、改めて神からガツーンと食わされた感じです
ISO14001環境マネジメントシステムでは緊急事態への予防と対応の要求があります
しかし多くの企業は緊急事態の予防や対応はできるだけ簡単に済まそうとします

コンサルタントとしては複雑な思いです
私は、安全や緊急事態に対しては二重三重の対処を推奨するのですが
まあ、日本の企業の99%は、いかに少ない費用で対応するかというレベルです
災害が日本ほど多くない海外の会社でも、すごい真面目な会社があるのですよ

東京電力なんかたしか、ISO14001のモデル会社みたいな環境対応先進会社だったはず
しかしコンサルタントの目から原発事故の件を評価するとひどくお粗末な状態に驚きました
ISO審査会社(?)もいい加減ですね、原発の緊急事態の予防や対応をきちんと審査できていませんね

こんなに災害が多い国なのに、何故なんですかね
安全も災害も減らすのはよいのですが、いつしか安全は当り前という感覚になってしまう
ところが一旦、大災害や大事故が起きると、その考え方は180度変わってしまう
今回も多くの人や企業が真剣に予防や対応を考え出し、以前とは一変したのです

人間っていい加減ですよ、何か大きな不幸が起きると、やっとのことで、猛反省するのです
「猛反省するなら、日ごろ大きな口をたたくな」と言いたいのですが
まあ多くの人は、「そうなったら、そうなったまでだ」「そんなこと気にしていられん」

日ごろ大きなこと言う人に限って、大病や大事故に遭うと弱さを露呈し狼狽するのです
日ごろの備えをしていないで大きな口をたたく人は、ほとんど意外に弱虫ですからね
人間はもっと自分自身の人生勉強をあらためてしないといけないのです

人間は大雑把に言って次のようなものです
1)いざとなると弱い・脆い
2)過去の観念に束縛される
3)権威や社会の大勢に流される
4)主体性がない
5)認識が甘い
6)問題を問題と認識できてない
7)自分は自由と思っているがむしろ多くの束縛を容認している
8)問題を予測しない・備えをしない
9)目標を持たない
10)老・病・死・災いに自分なりに対処しない
11)今の状況は悪くないと信じ込んでいる
12)節約・倹約・感謝を忘れている
13)バランスや総合的な観点が欠落している
14)予防・緩和・対応の三つがきちんとできていない
15)応急処置だけで、問題の再発防止をしない
16)危険(リスク)を分散しておかない
17)政治や役人や社会に依存するのが当り前と考える
18)他人の目を気にする、他人がやっていないとやらない
19)馬鹿馬鹿しい・まだ早い・無駄だ等と頭ごなしに思いこむ
20)面倒臭がる

まあ、平和ぼけ・贅沢ぼけの現代人の問題は、もっと沢山があるのです
老化や病気や事故や災害は、誰にも、必ずいつか来るのです
そういう根本の原因は人間が自分の人生を真面目に考えていないことですよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする