おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

花の原型

2008-12-03 22:17:04 | Weblog
池波正太郎「仇討ち群像」。山本周五郎「菊月夜」。山本周五郎「朝顔草紙」

宇江佐真理「無事、これ名馬」。「中城ふみ子歌集」

以上が、昨日買ってきた本です。

「無事、これ名馬」は、本屋で立ち読みしていたのが、
手放せなくなって、つい買ってしまい、
ゆうべ、2時までかかって、一気に読破。

テレビで今年のベストセラーを紹介していたが、
わたしゃ、いちばん、きらい!

ベストセラーなんか、ぜったい、読まん。

しかし、膨大な本の中から、自分にあった本を選ぶのは至難の技。

ついつい、いままでの狭い範疇でしか、買ってこれない。

いい本に、出会えることは、之に勝るものはない。

ふみ子の歌集より

無き筈の
乳房いたむとかなしめる
夜々もあやめはふくらみやまず

年々に
滅びて且つは鮮らしき
花の原型はわがうちにあり


このころの私の歌より

愛されて
まばゆく光るわが胎の
卵のごとき白き雲ゆく





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「乳房喪失」 | トップ | 晩秋から初冬へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事