おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

ひとしづくの涙とともに!

2008-09-24 23:24:13 | Weblog
この60年という短いようで長い歳月の間、どのくらいの
出合ったことだろう。

「21世紀への手紙」ーポストカプセル郵便328万通のはるかなる旅ー
という本も、いつ読み返してみても、
鳥肌が立つぐらい、感動を与えてくれる。

この本は、1985年茨城県つくば市で開かれた国際科学技術
博覧会記念の「ポストカプセル郵便」として、

16年という長い時空を経て、2001年1月1日に、
いっせいに配達された328万通手紙と、
それを受け取った人たちの、思いを書いたものである。

「20世紀の私から、21世紀のあなたへ」
夢と祈りをこめた手紙は、2001年1月1日
16年の眠りからさめた。

亡くなった息子が4歳のときに書いた元気いっぱいの葉書。

16才の娘が、未来の自分に宛てた、夢いっぱいの手紙
届いたときは、すでに、亡くなっていた。

最後まで、生きる希望を失わず
明るく生きた、息子からの最後のプレゼントだと。

よかった。
会えてよかった。
届けてもらえてよかった と。

親をおもい、子を思うひとびとの心は
はるかなる旅路の果てに、
愛する家族のもとに、届いたのです。

この本に紹介されているのは、ほんの一部です。
読んでいるわたしのこころに、あたたかいものが、

ぽっと、ともり、なしでは、読めないぐらい
素晴らしい、余韻を残してくれるのです。

わたしたちは、生きている。
逝った人たちの思いとともに、生きている。











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