おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

わたしのこだわりその2

2008-05-09 20:02:28 | Weblog

     黄金の魚

おおきなさかなは、 おおきなくちで
ちゅうくらいのさかなをたべ、
ちゅうくらいのさかなは
ちいさなさかなをたべ

いのちはいのちを
いけにえとして
ひかりかがやく

しあわせはふしあわせを
やしないとして
はなひらく

どんなよろこびの
ふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないという
ことはない

        谷川俊太郎

<わたしのこだわりその2>
詩は、理屈っぽいものはきらい。
白秋、犀星や金子みすず、三好達治、八木重吉などなど
そのままストンと、こころにおちてくるような
ものがいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする