And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

操縦席に連れて行って

2017-05-12 18:22:18 | 日記
連休、何もすることがないので退屈しのぎに観るのをやめた「LOST」をまた観ることにした。レビューに面白いのだけど、遭難の緊迫感がなくてキャンプでもしてるようと評があって、その通りと思った。機体がバラバラになったのに怪我ひとつしない生存者が何人もというところからしておとぎ話。この程度でヒットするんだ。「宇宙家族ロビンソン」の現代版か。同じおとぎ話でも刑事物のほうが楽しいかなと思うが「リーサル・ウエポン」テレビ版は最悪。白人黒人で組めば同じになるとても思っているのだろうか。それでも「LOST」は暇つぶしと観続けられるだけまし。「リーサル・ウエポン」は途中からたまっていた録画を消してしまった。連休天気がいいとじっとしているのは損と本も読めなくなってしまう。「大黒屋光太夫」もロシアに着く前にストップ。川端康成の「山の音」も買ってしばらく経つがそのまま。そんなこと書いているうちに連休も終わり。「大黒屋光太夫」を再開したら「エト・チョワ」がこれ何のロシア語と。「シトー・エタ」(ЧtoЭto)ではないのかとちょっとロシア語やってるので疑問に思ったり。大黒屋光太夫に興味持ったのは元々ロシア語講座で日本で初めてロシア語辞書を作った人と聞いてから。読んでいくとなかなか面白い。逆に映画が何であんなに面白くなくなかったのだろうと思う。映画は井上靖の「おろしや国酔夢譚」のほうを原作としているので、かといってその原作も面白くないはずもなく、吉村昭の「大黒屋光太夫」を読み終わったら「おろしや国酔夢譚」も読まないとだめかと考えた。来月のドイツまであと1ヶ月。そろそろ持って行くものの準備をしなければと思っても、いろいろなことを考えてうきうきした気分にもなれない。すべてを忘れて旅行へ行ける日が来るのだろうか。それより今何とかでも行けるほうが幸せなのだ。何年も前だが飛行機で暇つぶしに何かドラマでも観ようとつけたのが「バーン・ノーティス」後半は話が暗くなって惰性で観たが、最初の頃は何も考えず楽しく観ることができた。映画は絶対家では観ないけど1本観ると2時間つぶれると思って観る映画が多いけれど「鑑定士と顔のない依頼人」とか「SPY」のように面白くて、帰ってきてDVDになるの待って買ったものもある。飛行機は昔好きだったけれど、今は隣に他人が座っていて何時間もというのが嫌になる。「SPY」で女主人公がセレブ女性にプライベートジェット乗せてもらって、すごい私プレミアムエコノミーしか乗ったことないというとああ動物園の檻みたいのねと言われるシーン、笑ったけどまさしくそうかもしれない。それでも外国一人旅は檻が一番安全かもしれない。飛行機から降りるとジャングルが待っているのだから。

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