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ロンドンから徒然に

秋のアルバート・ブリッジ

2008-09-23 | 旅・イベント
 どこを歩いても緑が多いロンドンですが、そろそろ枯葉も目立ってきて、いよいよ秋らしくなってきました。橋を渡る時少し風が強いと寒く感じます。その下を流れるテムズ川には、観光客で一杯のツアー・ボート。これからの季節、オープン・エアーではちょっと辛くなってくるでしょうね。
 この発着点として、ビッグ・ベンのすぐ側にある乗り場はいつも賑わっていますが、東側にタワー・ブリッジやロンドン塔があるからか、日本人観光客は大抵そちら側へのボートに乗るようです。
 でも、西側にも綺麗な橋が多いんですよ。

 中でも僕のうちから比較的近くにあるアルバート・ブリッジAlbert Bridgeはお勧めです。プリンス・アルバートにちなんでの橋ですから“王子さま橋”なのでしょうが、ピンクと白を基調にしたその姿はどちらかというと貴婦人のようです。
 同じように綺麗なチェルシー・ブリッジとの間で対岸のバタシー・パークを挟むような位置にかかっていて、西側から見るとバックに以前このブログでも触れた(7月4日)バタシー・パワー・ステーションも見えます。



 ここは夜の散歩にも本当に素敵な場所で、川沿いの街灯と橋のライトアップが相俟って、まるで映画の一場面のような世界を演出します。
 映画と言えば、昔グウィネス・パルトロウ主演の“スライディング・ドアー”という映画がありましたが、その冒頭ほかけっこう重要な場面で現れるのがこの橋です。



 どの駅からも離れているので少し歩かなければなりませんが、お決まりの観光地を離れてこんな場所で秋に浸るのもロンドンの良い思い出になると思うのですが。


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