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ロンドンから徒然に

あけましておめでとうございます!

2016-01-02 | 旅・イベント
季節の変わり目というのは何となく肌で感じ取るもので、その意味で冬の入口では、こりゃ今年(あ、もう昨年のことですが)の冬は厳しそうだぞというのが実感でした。逆の見方をすればホワイトクリスマスみたいなロマンティックなシーンも期待できたわけですが。

ところが実際は拍子抜けするくらいの暖冬で、今年…いやいや「昨年」末最後の日本出張の折には(そう、また少しだけ帰っていたんです)こちらも暖冬と言われている日本の方がむしろ寒かったくらいです。

でも、それはおそらく恒例の年明けカウントダウンの花火大会を待つ人達には好都合だったでしょう。

これ、丁度ミレニアムの年に僕自身旅行者として現地で経験したんですが、何しろテムズからの川風がきつくて、皆酒を持参しているのは、決して年明けの瞬間のためだけではないなというのに気付いて悔やんだ経験があります。(もっとも、あまりに惨めに見えたのか、横にいた人がグラスを恵んでくれたのでちょっとだけ暖を取れたのですが。)

ともかく、それからも人気は年々高まって、数時間前からそれこそ何十万人もの人達が押し寄せるため、警察の方でも警備しきれなくなり、昨年から観覧の場所は有料の予約制になりました。

これがチケット代わりのリストバンド。


僕は現地に近いところに住んでいるため無料で配布があったんですが、住人でも午後5時以降はこれがないと自由に移動ができません。
実は大晦日の夕方から、今年(だから違うって、「昨年」。どうもこの期間は時間軸が難しい)最後の映画を観に出かけて、戻ってきたのが午後11時過ぎ。もう駅からの道のあちこちがブロックされて、おまけに今年はテロへの警戒もあって身体チェックが厳しく、本来だったら10分ほどの道のりを何倍もの時間をかけて帰ることになりました。

幸い花火のスタートには間に合って、部屋から観覧。この角度の景色も今年が最後かと思うと感慨深いものがありました。


そう、もうすぐ引越なんですよ。同じロンドン市内でもまるっきり環境の違うところ。今年は(あぁやっと今度はこれで正しい)色んな意味で変化の多い年になりそうです。日本に戻る頻度も今までよりは減りそうですが、これからもよろしくお願いします。

では、最後に改めて
あけましておめでとうございます!

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