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ロンドンから徒然に

健康?不健康?

2010-05-23 | 旅・イベント
 以前ロンドンに住んでいた15年ほど前に、汚い小さな映画館で『リービング・ラスベガス』を観ました。アルコール依存症の男を演じたニコラス・ケイジが凄く上手くて(この映画でアカデミー主演男優賞を受賞)、映画を観ている間ずっとこちらもアルコールが身体に回ってしまったような気怠さが抜けなかったのを覚えています。

 今日は朝一番の上映の『バッド・ルーテナント』を観てきました。この映画で彼が演じたのは麻薬中毒の警部補。これまた熱演で、さすがに麻薬の経験はないですが(笑)今度は身体中が薬漬けになったような疑似体験をしました。



 映画自体は凄く良く出来ていて面白かったのですが(この映画は日本の上映が早くて、もう2月には封切られたみたいですね)、さすがに朝一番で観るような雰囲気の映画ではなく、館内は空いていました。
 いや、空いているもうひとつの理由は今日の天気。本当に雲一つない青空で、こんな日に屋内にいるのは本当にもったいないような気候なんです。
 そこで僕もこんな天気に相応しい散歩コースはと考え、リージェント運河まで出かけることにしました。地下鉄でリトル・ヴェニスの最寄り駅まで行って、そこから運河を伝ってカムデン・タウンまで下るコースです。

 観光船の姿ばかりでなく、住居としてのナロー・ボートがたくさん停泊して、その上で日光浴したり、友人達と昼間からビールを飲んだりしています。もう本当に初夏です。
 いつも思う疑問。こういうところで生活している人達の住所はどこに登録されているんでしょう?だってこれって移動できるわけですよね。



 対岸に立ち並ぶ豪邸を眺めながら歩いていると、途中ロンドン動物園を突っ切る形になり、色んな動物の鳴き声も聞こえてきます。そう言えば確かここは夏に期間限定で夜に園内を開放する日があったと記憶しているんですが、今年もやっているのかな?
 


 アクシデントもあって、一旦来た道を少し引き返したりもしたので、カムデンロックに着く頃には汗ばむほどになっていました。薬もすっかり抜けたみたいです(笑)その分、家に帰る途中に立ち寄ったパブのビールでまたアルコールが身体に回ってしまいましたが。

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