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ロンドンから徒然に

キャット・イヤー

2008-11-29 | 日常
 久しぶりに友人宅の子猫の登場です。
 うちを訪ねると、まず僕のバッグのベルトに狙いを定めて攻撃してきます。椅子に座ると今度は靴紐。それにも飽きるとジーンズに爪を立てて膝の上までよじ登り、遊ぼうとねだります。まだ生後1年も経たない子供ですから、遊びたくて仕方ないんでしょうね。



 猫の1歳っていうのは人間の何歳くらい?キャット・イヤーというのは聞いたことがありませんが、ドッグ・イヤーの1年は通常人間の7年を指すので、猫もほぼ同じくらいなんでしょうか?
 このあたりもいい加減なもので、4~7年(これだけでもけっこう幅がある)という人もいれば、おおまかに10年という人もいます。さらに体重によって成長(言いかえれば老化)が変わるともいうので、はっきりしたことは分かりませんね。まぁ、人間も個人差があるので、あまり気にしなくてもいいのかな。

 ところでこの“ドッグ・イヤー”、もともとIT業界の成長の速さ(この業界の1年は通常の7年に当たる)を現わす言葉として使っていたのですが、もう最近は言い古されてしまってカッコ悪いのか、あまり聞かれなくなりました。
 その“速さ”ゆえか、このところ業界の第一線の人間も様変わりして、インタビューとかに登場する人に時々全然知らなかった名前もあります。押しの強さだけが目立った一昔前の人材とは違って、皆優れた技術と頭脳に裏打ちされた優秀な人が揃っているのに感心します。

 でも、彼らのインタビューを聞いていると、よく“勝ち負け”がキーワードで使われていて、本当に競争の激しい身を削るような業界なのが良く分かります。いくらたくさん稼げても、こんな世界に身を置きたくないな、というのが無精者の僕の本音ですが(笑)その若さとエネルギーには本当に感心します。
 欲を言うなら、外から客観的に見ていると、日本の人たちの発想はまだまだアメリカの豊かなアイデアには追いついていない気がします。そのうち度肝を抜くような斬新な事業が日本から出て欲しいと思います。

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