HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

健康診断

2007-09-20 | 日常
 今日はちょっと元気がありません。と言ってもたいしたことではないのですが、朝から健康診断があったのです。
 “健康”のためにやっているのに、それで元気がなくなったら元も子もないのですが、どうにもあのバリウムを飲んでの胃の検査というのが苦手なのです。
 昔に比べたらましになった、と皆言うのですが、それでも空っぽの胃にバリウムが流れると考えるだけで何だか気分の方がやられてしまって、台の上でゴロゴロと命令のままに動かされる間、きっとすごく不機嫌な顔をしていたと思います。
 うちは癌で亡くなった身内が何人もいるので、当然真剣に取り組まなくてはいけないことなのですが、もっと楽な検査の方法を早く開発して下さい。

 癌と言えば、昔はそう医者から宣告されただけで、もう望みが消えてしまうくらい重大な病気でしたが、最近では発見さえ早ければ怖れることのない病気のひとつになっています。
 したがって、これまた昔のように本人に知らせないというケースより、おそらく告知して共に乗り切るというケースの方が多いと思われます。
 手術の方法も革命的に発達しています。肺癌でも昔のように大きく背中の側から切り取って、肋骨を何本か折って、なんてことはなく、3点ほど小さな穴を開けて機械を差し入れてリモコンで手術ができるらしいです。

 色んな情報を聞くにつけ、自分の身内にああしてあげたかった、こうしてあげたかったという思いがよぎります。
 皆さん、くれぐれも健康診断はちゃんと受けましょうね。たとえバリウムがいやでも(笑)