HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

武道教育

2007-09-14 | スポーツ
 久しぶりに病院にお世話になりました。足首に水がたまって、それほどの痛みはないのですが、何しろ靴が窮屈になるくらいに膨らんでしまったのです。
 検査の結果、骨にも異常はなく、ガングリオンでもなく、単純に炎症で水がたまったのだろうということで、注射で水を抜いて様子を見ることにしました。

 丁度正座をすると圧迫される部位に当たるので、お医者さんに「武道でもやってるの?」と訊かれました。僕の足にはけっこうきつい座りダコがあるのです。事実子供の頃は剣道をやっていましたが、それほど長い期間ではありません。だのに、やっぱり座るとなると正座をしてしまうんですね。決して普段の姿勢がいいわけじゃないんですが。
 小さな頃に習慣づけられたことはなかなか簡単には忘れないんですね。

 そう言えば、今後の教育に剣道なり柔道なり、日本の武道を取り入れようという動きがありますね。僕は個人的には武道は好きですが、ことこれが教育という形で押し付けられるということには、どうにも抵抗があります。
 別に日本の伝統的なものに限らずどんなスポーツでも、何かを突き詰めて行けば、それなりに精神的に得るものはあるわけで、むしろ押し付けることによってスポーツ自体を嫌う子供が増えないようにしてもらいたいものです。

 それはそれとして、剣道や柔道から新しいスターが出てくると嬉しいですけどね。きっと女性でしょうが。