植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ここだけは別世界 ワタシが植物を愛するワケ

2020年12月16日 | 植物
今日から、今年一番の寒さ、寒波襲来です。すでにひと月ほど前から少しずつ冬越し対策してきましたから、どうやら間に合いました。あ、君子蘭もしまわなければ。凍るような気温だと葉っぱが溶けてしまいます。

 そもそもこのブログは植物がメインなのですが、少し、スポーツ、ヤフオク、書道などに傾いていました。原点は植物。ワタシも、温室を使えるようになってから、日本の気候になじまない南方の珍しい植物を躊躇なく栽培するようになりました。室内、廊下に格納した非耐寒性植物は、これから少しづつ元気を取り戻してきます。コンロンカは、新芽が出始めましたがアブラムシがついています。ミッキーマウスの木は、ちょっと葉っぱが枯れ気味でチリチリになってしまいました。

そんな中、ちょっと寒がりな植物たち・花を少し紹介いたします
 ご存知プルメリア「カリフォルニアサンセット」という名花です。香りも飛びぬけて素晴らしいです。カリフォルニアには行ったこともありませんが、そのビーチの夕暮れはさぞかしきれいなんでしょう。
 屋上温室(サンルーム)内に3鉢あり、依然として開花中、冬に葉を落とさないようにすると、翌年の生長花付きが断然いいのですが、この温室は夜中にはせいぜい5℃までくらいしか保温してくれません。

 あぁ--最近知った「ヒーター 暖太郎」買うか、思案中なんです。夜間不在の建物、屋上なので、もし万一火災が発生したら、と思うと躊躇しております。

 これは、ネリネ、「ダイヤモンドリリー」とも呼ばれています。夏の蒸し暑さや過湿を嫌い、やや耐寒性も弱いのです。香りはありませんが日に当たると花びらの表面が反射してキラキラ光ります。ダイヤモンドの輝きをイメージしたんでしょう。


これは、国内では沖縄辺りには自生するという熱帯性植物ソランドラ・マキシマ、別名ウコンラッパバナ、であります。恐らく名前の由来は、花が、大きいことを意味する「マキシマ」をつけたんでしょう。半つる性でかなり横に広く枝張りするのもあって、通常は植物園位でないとお目にかかれません。今年で3回目の開花です。エイリアンの幼生を思い出すような特異な蕾から、開花すると直径15㎝ほどの巨大花が咲きます。二日足らずでポロリと落花する短命な花ですが、ココナッツの香りに科学的な刺激臭が少し混ざって非常に強く香ります。
試しに、剪定した邪魔な枝を水にさしたら、どんどん根を出してきました。枝からあちこちに気根を出してくる強健な植物なんです。本体を枯らした時の保険ですが、これは増やすのが容易なので、売るかな(笑)

この植物はネットで見かけ、一目惚れしたシンニンギア・フロリアノポリスです。花も葉っぱも鑑賞に値するのですが、塊根と呼ばれる地表部の根っこがまたカッコいい。大変魅力的な植物で、育てやすいのもいいですね。ブラジル原産で「断崖の女王」と言う名前が付いていましたが、正確にはシンニギア・レウコトリカという品種の別名を指します。フロアノポリスは、ブラジルの地名ですから元の産地でしょうね。大きな違いは、ウチのは葉っぱのうらがもふもふの綿毛、レウコトリカは薄緑色の葉の表面にびっしりと繊毛が生えているところでしょうか。これも「欲っすいなぁ」

こちらは、今年ド真ん中のはまり「ハオルチア」から「万象」という品種です。勿論花は咲きますが、ウチのはまだです。ゾウさんの手足のように見えるからでしょうか。もっとも「マンゾウ」「バンショウ」のどちらが正しい読み方かはわかりません。神羅万象から命名したようにも思いますが。

こちらは、アマゾンリリー。コロンビアやペルー原産の球根植物ですが、リリー(百合)の仲間ではなくヒガンバナ科です。寒さに弱い観葉植物として扱われ、つやつやの照葉が綺麗です。不定期に咲く花はすっと花茎が伸びて俯き加減に純白の花を咲かせます。強くはないけれどなんとも言えない上品な香り。コサージュやブーケに使われるのも、花言葉が「気品、純愛、清らかな心」となるのもうなずけます。

 さて最後は、庭植えのオタフクナンテンとメギの紅葉のコラボであります。偶然撮影しましたが、自然と植物の美しさは、いたるところにあります。ワタシたちが気がつくかどうか、なんです。
 ワタシが植物たちを愛するワケであります。



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