植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

整理が付かないがもう時間切れ さぁこれからが正念場

2022年12月29日 | 雑感
新しい年を迎えるために、一念発起し仕事場の整理・整頓・清掃にかかってからはや10日が経過しました。どれもワタシの最も苦手とする分野であります。案の定、その作業は遅々として捗りません。片付ける端から散らかす、何かをやっている最中に別の事を思い出して始めるといったことの連続なのです。

整理の原点は「書道具と印材」でありました。数千に及ぶ印を高価値の印の保存、石の種類ごとの分別、いい彫のものも少しづつ潰す、きれいな石はさらに磨きをかけるなどいくつもの要素がからんでいて作業は収まりが付きません。石の保管場所も仕事部屋・客間・倉庫と3か所に分散し、箱や棚だけでも20か所を超えているのです。

そして、その問題を解決する一助にしようと幅32㎝高さ50㎝ちょっとの小箪笥(10個の引き出しあり)を先日ヤフオクで落札しました。
ついでに古銅の鹿や鯰の置物など4点を見つけて落札したので品物が増える一方なのです。この暮れの押し詰まった時に鯰と狸の水滴(笑)。

同時並行で、気になっていた洋ラン・観葉植物の手入れを再開し、年賀用の篆書体の作品作りもやっています。ワタシの会社の会計処理もやっているので忙しくてハチャメチャであります。印材を磨いて整理することはすでにして放棄いたしました。出来ないものは出来ない、であります。

整理箱(下の写真の赤っぽい箪笥)が届いたので懸案だった「鶏血石」を収納いたしました。ちょっと時代がかった小箪笥であります。これいっぱいに50本以上の鶏血石が入っています。ひと財産でありますな(笑)
雅安緑・広東緑など緑色系の石材も一つの箱にまとめたのです。この中には自慢のコレクションほとんど誰も本物を見たことが無いと言われる「艾葉緑(かいようりょく)」という幻の石(かもしれない)ものも数個あります。専門家もどれが艾葉緑なのか確信が持てないくらいの石、出品者もワタシも分からないのです。
しかし・・・どうですこれ? 何か、いいでしょう?


ついでに、田黄石(もどき)もひとまとめにしました。それらしい黄色・茶系の石が20個ほど出てきました。

それやこれでじたばたしながらもなんとか、掃除までは漕ぎつけました。

そして今日から年末年始で怒涛の一週間が始まります。今夜は自治会の「火の用心」の夜回り、明日は「藤原紀香さんが来る!」という平塚競輪グランプリに招待されています。

今夕方には、新潟の長男親子総勢5名、更に次男・三男夫婦がこれに加わって実家(ワタシの家)に参集するのです。普段は甲斐犬スミレと、家内とワタシという穏やかで少数の家に、ワタシ達の子供や孫たち9人の人間がいっぺんに押しかけて来るので大変な騒ぎになります。(このために生きてきた、自分がこれまで成してきた最も誇れる結果でもあります

普段会えない孫3人と遊べるのです、特に末の孫娘はちょうど1歳となりました。抱っこできるのが楽しみで仕方ありません。同時に、みんなにお正月まで飲み食いの手配を家内とワタシが引き受けることになるのでまことに穏やかでないのです。自分のペースでブログや篆刻をやるのに残された時間は、あと半日しかありません。
一年に一度の正念場、気合を入れ直して乗り切ろう、と思います。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おはようございます (けんすけ)
2022-12-29 08:59:38
素敵な石の数々宝物ですね
年末は一年の相括りでしょうか
槐松亭ご主人様の石を見る眼と僕の眼では大きな違いがありますが・・・素人目には全て貴重品と思われます
印字も素敵な物を沢山拝見してきまして槐松亭ご主人の歴史が努力と切磋だったことが伺い知れます
お孫さんの訪問楽しみですね。
お身体ご自愛頂き佳き新年をお迎えください。
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けんすけさんありがとう (槐松亭主人)
2022-12-29 14:49:14
何も自慢するほどの事はございません。

日々多忙でやるべきことはいくつもありますが、その中で自分の好きなことが、好きなだけ出来るという境遇に恵まれているのです。有難いことだと思っています。
来年こそ、納得がいく印を彫りたいと願っております。
けんすけさんもよい年をお迎えください。
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