植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

武漢熱の拡散防止 

2020年02月20日 | 雑感
 昨日は、早朝から集合して、熱海方面でゴルフコンペに参加しました。帰宅後は、即お着替えして、横浜中華街に昔の仲間との月例飲み会。今時中華街に行くのはいささか憚られるところではありますが、友人が韓国料理の店を起業して半年、軌道に乗せようと四苦八苦しているので、多少のリスクは覚悟の上参集した次第であります。中華街周辺は嘘のように静まり閑散としていました。
 おかげでお習字もブログもお休みでした。
 
予定通りのハードな一日でしたが、誤算だったのはヤフオクで入札していた「硯・水差等の書道用品まとめて22品」が、落札期限ぎりぎりにチビチビ値段を上げて入れてくる入札者に邪魔され、当初見込んでいた15千円を1万円上回る結果になりました。どうも、本気で落札する気はなく、上値を探りながら徐々に価格を上げているようにみえ、出品者と関係者が結託しているように思いました。酔った勢いでつい最高価格を上げてしまいましたな。オークションはどのみち騙しっこみたいな世界なのでしょうから文句は言いますまい。

 今日の本題は、またしても武漢熱であります。
一昨日、薬が切れて、いつもの開業医の所で診察してもらいました。ついでに採血も。新型肺炎の感染が不気味に広がりつつある中、最も感染経路として警戒すべき病院ですから、薬を貰うのも命がけ、あのクルーズ船の乗客が持ち込んだ処方薬が切れて「薬!」とメッセージを発する心境はよくわかります。
 案の定、待合室は私を入れて二人でした。そもそも町場のお医者さんは年寄りの集会所みたいになっていますから、元気そうな人が多くいつもの薬を貰いがてらお医者さんと世間話をするという方も多いようです。ワタシがそうです。

 ただほとんどが年寄りで持病を抱えている訳なので、今回のような武漢肺炎に恐れをなして、病院に来なくなるという次第です。それもあってか、ゆっくり先生とお話が出来ました。このI先生は、元は当地に古くからあった総合病院の腕利きの外科医さんだったそうです。その病院が老人介護施設に変わったのを機に開業したようです。ワタシの20数年の通院や診察の経験で言うと、知り得たお医者さんの中では1,2に来る名医です。診断が迅速・簡潔・的確でしかも、人当たりもよく丁寧に聞いてくれます。こういう先生に当たると長生きできる気がしてきますね。

 そこで、今回の新型肺炎の話題になりました。ワタシは、先生がマスクをしていないのをいいことに、園芸用ゴーグルや農薬散布マスクの説明をしましたら、あわててマスクをつけていました。このブログで触れていますが、病院で感染し、うつすリスクが大きいので、医者看護師含め必要以上に対策が必要です。
 ワタシは、法改正が無理でも、この緊急時に限ってドクターの判断で数か月の薬の処方をすべきだと力説しました。感染者が風邪の症状で来院することが容易に想像できるので、一般の患者との接触を減らすべきだと。まさに「釈迦に説法です」(笑)。そうしたら、この先生真顔でこう答えました。
「Mさん(ワタシ)の考えは傾聴に値する。ブログの中で積極的に発信すべきです。」お医者さんにとって我々一般人は、全く天と地ほど立場が違います。ちょっと気位の高い先生は、人扱いしないこともあります。さすが、名医、こういうド素人の考えにも真面目に聴いてくれるのですよ。
 「ブログに、医者としての意見も載せて欲しい。それは、お金が一番感染の経路になり得るということです。」と続けました。
 財布を持ち歩かず、ジップつきのビニール袋にお金を入れ、他のものと接触をさせないようにするのだそうです。帰宅したら手のアルコール消毒を入念に2回行うことだというのが、I先生の考える感染防止方でした。これは、新説、気が付きにくいことですね。
 現場の医師や患者までが、真剣に感染拡大の防止を考えている中、能天気な政治家「センセイ」は、専門会議や閣僚会議そっちのけで、後援者の新年会周りをしていたそうであります。

 ともあれ、この5年一度も一か月を超える薬の処方に応じなかったI先生、あっさり2か月分のお薬を出してくれました。やはりワタシが見込んだ先生、違うなぁ、と感心する一方で、先生の所見をワタシの拙いブログに載せても誰も見ませんよ。

先生ご自分で情報発信してくださいよ。

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