植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

巨人戦を観たけどノーノー達成まで起きていられなかった

2024年05月25日 | スポーツ
今朝は多分十数年ぶりにスポーツ新聞(スポーツ報知)を買いました。巨人の「戸郷投手」がプロ89人目のノーヒットノーランを達成したからです。嬉しいやら驚くやらでありました。

実は、昨夜はいつものように夜8時には布団に入りました。いつもと違うのは、このブログでちょっと前に書きましたが、昨日「地元のケーブルテレビを解約し、最新のテレビアンテナを付けた」ことであります。おかげでうす暗く輪郭がはっきりしなかった画像・映像が鮮明に明るくなったので、テレビを観るのが少し楽しくなったのです。

いろいろ事情・体調などからほとんどテレビを観なくなって半年近くなりました。CMの音が鬱陶しく、テレビから聞こえてくる音楽や会話も雑音に近い感覚になって、不愉快になっていました。まともに見るのは短時間のニュースとプロ野球(巨人戦限定)くらいのもの、あとはテレビをつけていても音がほとんど出ないようにボリュームを絞っております。ワタシは60年以上一貫して巨人ファンであります。

で、昨夕テレビが急に見違えるようにきれいに見えるようになったこともあって、ぼんやり伝統の巨人阪神戦を観戦していたのです。先発投手は、今や巨人の若きエースと言っていい「戸郷翔征」でした。今期は防御率が2点そこそこに抑えているのに、打線の援護や展開に恵まれず、昨日まで3勝2敗でした。

で、1回から3回まで阪神の打者が9人がフライアウト(ライナー性一人)であったのに、あれ変だな、と思いました。彼の得意とする球種・代名詞はフォークボール、落ちるボールなので三振やゴロが多くなるのです。それがフライアウトになるということはよほど直球に「ノビ・威力」がありボールがホップしてくるので、バットがボールの下に当たってフライになっている、のかなと思ったのです。

さらに、阪神の9番目の打者が投手でしたが、3回裏、当たり損ねの投手前のゴロ、これを駆け下りた戸郷がキャッチしてファーストに投げて「暴投」したのです。ちゃんと投げていてもしかしたら内野安打かというきわどいプレーでした。しかし判定は「E(エラー)」となりました。この時、早くもワタシの頭には「No・No(ノーヒットノーラン)が頭に浮かんでいたのです。

更に5回、ファースト岡本の脇を抜けていくような鋭いライナー性のゴロが飛びました。横っ飛びで岡本はこのゴロをミットに当てましたが、こぼれてしまったのです。慌てて拾った岡本はベースカバーに入った戸郷に投げましたが、これが高投で、ベース上戸郷の足が浮いたのです。その時(ワタシの勘違いだったか)、「H(ヒット)」のランプがついたように見えました。結果は「E」でした。この時に、ワタシの中で戸郷のノーヒットノーランが現実味を帯びたのです。内野安打に判定されてもおかしくない二つのエラーが、彼の快挙を導いているのだと思いました。

もう一人、影のヒーローが新人「泉口」でした、彼は、守備に不安を抱える角脇に替わって先発で出てきました。3回、左打ちの彼が左投手の逃げる球を逆らわず左方向にヒットした打撃をみて、理想的なバッティングだと感じたのです。すると5回の得点シーンでは、8番バッターの彼が、全く同じように高めのストレートを逆らわずにレフト前に運んだのです。こんなバッティングが続けられたらスタメンどころか1~3番位の打順でもいけるかもしれません。 

そして6回表、巨人ワンアウトで1-3塁の大チャンスに、この日3回目の併殺を喫した頃、ワタシの就寝時間(8時)が迫っておりました。この弱体打線とベンチの作戦のイマジネーション欠乏で、すでに4連敗中の巨人です。残り3回で得点が出来無いのは、これまでの2か月で明白です。後の興味は戸郷が何処まで投げられるか、そしてノーヒットで7~9回までいけるか、それに尽きるのです。

そこで、午後8時、ワタシは布団に入りました。

生活習慣を変えたくないというより、最後まで観なくてもおよそ見当がつきました。今日は勝つな、と。
①巨人も阪神も1点も取れないだろう、②巨人に追加点があると得点差が付くと戸郷に油断・余裕が出てヒットを打たれるかも、③2回のエラーが内野安打にならなかったのは「No・No」になる伏線、だと感じました。巨人が1-0で勝つことを確信し、それにノーヒットノーランが達成できるかもしれないなぁという予感があったからであります。

最後まで観戦して結果を見るのも悪くはありませんが、翌朝目覚めて、思った通りだったか、或いは全く予想外の結末だったかを確認するときの「どきどき感・満足感」もなかなか捨てがたいのであります。(快挙を見損ねた負け惜しみであります(笑))




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