植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

久々に横浜を歩く

2021年12月05日 | 雑感
理由はともかく、感染者が先月から急激に減り、緊急事態宣言も解除されて、世の中では一気にコロナで停滞していた様々な活動が再開しております。ワタシも、ホームコースへのゴルフ以外、ずー-っと出かけることが無かったのに、先月初めに、書道教室が再開しました。高校生時代の同級生と泊りでのゴルフがありました。その後、池袋へ知り合いの絵の個展に出かけました。
 また、昔の職場仲間と続いていた飲み会が、2年ぶりに再会して先日中華街で再開しました。みんな自粛で飽き飽きしていたので、メンバー全員参加で盛り上がりました。

 当地平塚では、新春に春風亭小朝、三遊亭円楽、立川ぜん馬の寄席があると聞きつけ、昨日チケットを予約しました。席は一つおきで空けているので入場者は半分となりますが、昼過ぎには完売していました。楽しみであります。

 すると、コロナが沈静化したのを敏感に感じ取った倅たちが、急に式を挙げると言い出したのです。
 次男はちょうど1年前入籍しました。三男は10月に籍を入れましたが、いずれもコロナの為に結婚式も披露宴も行えずにいたのです。三男は、上の兄が先なので挙式も待つという意向だったので、次男がどうやらプレッシャーをかけられたようです。

 事前に相談や連絡を貰った話では「家族婚」を計画していて、出席者も30名以内にし、神前で、次男が横浜の伊勢山皇大神宮、三男が寒川神社で行うというのです。原則として会社の上司・同僚、友人すべて招かない身内だけの結婚式というのは、昔ながらの披露宴をイメージしかないワタシは戸惑うやら驚くやら。それでも、神奈川県では鎌倉八幡宮を含めた最も格式がある三神社のうちの二つであります。

 色々説明を聞けば、勤務先で結婚式の参加は禁止、友人などはすでにお祝いを貰いお返しもしているので今更呼べない、コロナ感染が心配なので人を増やしたくない、といった事情なんだそうです。以前からの約束でワタシがスポンサーになるのはいいのですが、ワタシの財力を心配して遠慮しているのか、と思いきやそれは無いらしいです(笑)。

 まぁ、地味に少数でやる分にはワタシの負担・持ち出しが減るので、あえて反対することもありませんね。それで、昨日伊勢山皇大神宮と披露宴会場の候補であるレストランに下見がてら行ってまいりました。

 冬のボーナスが支給され、お歳暮商戦の真っただ中、それはそれはどこも大変な人出でした。横浜駅は真っすぐ歩けないほどの昇降客でいっぱい、高島屋でも買い物客でごった返しでしたね。神社も3組が式を挙げていて、それ以外の参拝客もいるので大賑わいでありました。伊勢山皇大神宮の本殿の奥には、伊勢神宮第62回式年遷宮にあたり 内宮の西宝殿が そのまま移築されております。これは極めて稀であり大変名誉なことのようです。

 候補に挙がっている会場が日本大通りに面した古いレストラン「アルテリーベ」(ドイツ語で古きを愛するといった意味です)。他に山手十番館とか中華レストランなどの紹介を受けていたようですが、ワタシは密かにここで決まりと思っておりました。神奈川県・そして横浜のど真ん中、県庁や市庁舎、日銀・地裁などが集中する官公庁街でありミナト横浜の観光名所の一丁目一番地であります。MM新線の駅のすぐそば、これ以上の適地はありません。ここで昼ご飯を食べて合格点なら他のお店はパスです。

 日本大通りの眺めを見ながら一階角の古い(超高級)レストラン、一人8千円ほどのコース料理を頂きましたが、何も文句のつけようがありません。
ピアノとバイオリンの生演奏があり、サービスが行き届き、我々平民の贅沢料理ではなく、本当の金持ちの大人の高級ランチという体で、やっぱりもうこれで決まりであります。


それやこれやで、日本大通りを歩き、伊勢山皇大神宮の坂を下り、高島屋のデパ地下の人込みをかき分けようやく横浜行が無事終わりました。結婚式・披露宴の全体の予定やおよその予算が固まり、ワタシにとっても納得が出来て一安心でありますが、すぐに三男の挙式の下見の予定が入っております。これでコロナが蔓延しないことを願うばかりです。

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