本日は「数字」であります。こうみえても経済学部出身(笑)、といっても典型的文系の人間なので、中身は数学ではありません、ただの算数レベルであります。
まずは、我が町の誇る「湘南ベルマーレ」、いよいよ最終節を迎えます。ここまでJリーグ各チームは33試合を消化しております。優勝争いも最後まで分かりません。それより大事なことが残留争いであります。
もしJ2に落ちれば、放送料収入から入場料、スポンサーなどの収入が激減し、昇格できるための選手の質を確保し給料を支払うのが困難となります。J創成期に圧倒的な強さを誇った名門の東京ヴェルディは、2009年に降格して以降13年間上がることが出来ません。 一度落ちたら這いあがるのは容易では無いのです。
ベルマーレは、目下勝ち点38で、13位/18チームとなっています。17.18位はJ2へ自動降格、16位はJ2の3位~6位でトーナメントで勝ち残ったチームとプレーオフになります(引き分け以上で残留)。問題は13~16位までの勝ち点差が3ということです。もしベルマーレが負けて、下位の3チーム全部が勝つと得失点差で、一気に16位に落ちてプレーオフという危機に陥るのです。
そこで、そうなる確率を計算しましょう。まず、ベルマーレが勝つ確率ですが、これまでの戦績でいえば9勝13敗11分けであります。負ける確率が39%であります。Jリーグ全体では引き分けが93試合で約31%で、勝ち負け同数なので、負ける確率は35%になります。
そこで、下の3チームがすべて勝つ(勝ち点3)の確率は、31%の3乗ですから、2.97%となります。これに、ベルマーレが負ける確率39%、更にJ2でプレーオフとなった時に負ける確率をそれぞれ掛けると、「0.45%」という結果になります。つまり確率的にベルマーレが降格する心配はほぼ0に近いということであります。
先週のサガン鳥栖戦3-0の勝ちが大きかったのです。今年Jでブレークした 町野修斗が2点のゴールを決め、キーパー谷 晃生がPKを止めるなど、大活躍でありました。この二人はWカップの日本代表に呼ばれてもおかしくありません。Jリーグの得点争いは日本人では家永に並んでトップの12点、同じく代表候補の上田綺世が10点なのですよ。
ワタシは、極めて零細ですが会社経営でありまして、来年のサポートコーポレーションに参入いたしました(2年ブランクで復活)。全く宣伝広告効果を必要としない小さな不動産管理会社ではありますが、いくらかは地域に貢献することも大切であろうと考えております。
ちなみにその協賛するグレードはいわゆるスポンサー企業(オフィシャルパートナー)を除くと金額によって「ゴールド・シルバー・ブロンズ・グリーン・ブルー」と分かれており、わが社は堂々ブロンズであります。平塚市には約1万社の事業法人がありますが、ブロンズ以上は約270社であります。上から2.7%の中に入るというなかなかたいしたものなのですよ。
これで、年間のホームの試合のチケットが確保できます。ワタシらは観戦に行くことはありませんが、倅や知人が代わりにスタジアムへ行くでしょうから無駄にはならないのです。