植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

バニラの木

2019年02月09日 | 日記
 もう数年前になりますが、何の気なしにバニラビーンズを作りたくなりました。菓子つくりにかかせないバニラの材料ですが、妙に高価なのが気になっておりました。調べてみると、国内でバニラを栽培し、さらに花を咲かせて実を収穫することは、ほとんど不可能である、とのこと。ま、いいかと軽い気持ちで取り寄せたわけですね。バニラは、ラン科のつる植物で、学名は「Vanilla planifolia」熱帯植物または観葉植物ということで、冬以外はベランダで鉢栽培にします。予想通り、ツルがじわじわ伸びて支柱に這わせておりますが、花なんぞはついたことがありません。挿し木で少し増やすとしても、当分は枯らさないよう、邪魔にならぬよう育てます。
 ところが、別に、バニラの木なるものが存在することに気が付きました。こちらは偶然ランを扱っているショップで発見、巨大な花を咲かせ、バニラの香りを放つというので、即お買い上げ(笑。こちらはナス科「Solandra maxima 」といいますが、ウコンラッパバナと呼ばれてるそうな。もちろん耐寒性が弱いので九州以北で地植えは難しいようです。届いた苗のサイズが30センチほどで、葉の光沢がありいい感じです。若葉はやや赤みを帯びて、最初は、「枯れ始めた?」と勘違いしました。それで、なんともう花蕾がつきました。これはワクワクします。なにせ、植物園でなければ、沖縄あたりまで行かないとお目にかからないようですからね。咲いたら、これはアップしないとねー
乞うご期待
コメント
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