松実ブログ

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ユッカエレファンティプス。

2014年03月19日 20時49分17秒 | Weblog

こんばんは。
突然ですが、みなさんに質問です。

なぜか頭の中で繰り返される言葉とか、流れ続ける曲とか、ありませんか??
無意識のうちに口ずさんでいたり、ふっと言葉が浮かび続けていたり、しませんか??


私は最近、この歌が頭の中で、ぐるんぐるんしています。サビの部分を紹介。


 瞳を閉じればあなたが
 まぶたの裏にいることで
 どれほど強くなれたでしょう
 あなたにとって私も
 そうでありたい

 

「3月9日」という、レミオロメンの歌です。
レミオロメンは大好きで、姉とライブTシャツを着て、コンサートに行くほどなのですが。

最近、頭の中でこの曲が回っているのです。

 

卒業生を送りだしてから、10日間ちょっと。
めまぐるしい卒業式前を駆け抜け、感謝と感動の卒業式を終えたのは良かったのですが・・・


その翌週からは、何かしらの用事で学園に来てくれる子はいても、高3生は春休みに突入。


頭では分かっていたのですが、実際に、もぬけのからとなった教室を見ると寂しくなるのです。
これまで当然だった「日常」は、この先2度とないことが、じわりじわりと実感され、空虚感にさいなまれる状態。

なので、教室から剥がしてきた1年間分の行事の掲示物から写真を切り抜いて、
選り分けたものを1冊のスケッチブックにまとめるという作業を始めました。

1枚1枚の写真を貼りながらコメントをする作業は、予想以上に没頭できるものでした。

そして改めて、感じること。

本当に、楽しかったなぁ、

この行事の前は大変だったなぁ、

でもその分、充実してたなぁ、

あの時のあの子、かわいかったなぁ、

実行委員だったこの子、かっこよかったなぁ、

戻ってこないかなぁ、寂しいなぁ、

遊びに来ないかなぁ、

やっぱり良いクラスだったなぁ、

この時、嬉しかったなぁ、

この時は白熱したなぁ、

この時はしんどかったなぁ、

でも最終的には良かったなぁ、

本当に素敵で最高な学年だったなぁ。


…スケッチブックに貼れば貼るほど、心に収まっていく感覚があって、
当初は失恋状態だった自分が、少しずつ前向きになれる気がするのです。

 

冒頭に書いたレミオロメンの曲は、そんな状態の時にふと思い浮かんだものです。

全部、丸ごと、思い出が糧になるということ。

これからまた、どんな新生活が始まるか…卒業生の1人1人のステージは異なっていても、
共有した喜怒哀楽と思い出は、必ず粘りどころ、ふんばりどころの力に。

自分にとって、これまでの経験がそうだったから、
送りだした子たちにとって、そうであってほしいなぁと思うのです。


高等部のみなさんは先週の金曜日、中等部のみなさんは、明日で修了式を迎え、
あさってからは松実高等学園全体が春休みに入りますね。

年度末という節目を迎え、4月から新たに始まるステージの準備をできたら良いですね。

ちなみに題名のユッカエレファンティプスは、実家にある観葉植物です。
これも、なぜか最近、浮かぶ言葉です。

では、良い春休みを☆


(コタツをしまおうか、でもまだまだ潜っていたい)マリオ。