米国の駐日大使に、ケネディー元大統領の長女、キャロラインさん(55歳)が就任された。
凶弾に倒れた大統領の遺志を継ぐ形での就任となった。政治家ではなく、弁護士キャリアをもつ、民主党員だ。
そんな彼女は、日米の新たな架け橋となる、貴重な人材である。オバマ大統領の誕生の立役者がキャロラインさんだったことに対する論功行賞が今回就任のもとだという。
「オバマ氏は、亡き父のような大統領になります。」の応援の言葉が追い風となって、オバマ政権が誕生したといっても過言ではない。
民主党ではヒラリー・クリントン女史が初の女性大統領として期待されたが、どうやら初の女性大統領は、このキャロラインさんであろう。いささか早い話だが、キャロライン女史は駐日大使後、上院に転じ、閣僚入りしを果たし、大統領を目指すことになろう。そういったシナリオの始まりの第一歩。それが今回の駐日大使就任だ。父、叔父、兄弟を暗殺、事故などでなくした彼女も、これからが正念場となる。
彼女をモチーフにして作曲したとされる、ニール・ダイヤモンドの「スウィートキャロライン」。まだ11歳の彼女に対する思いとしてはいささか激しい歌詞の内容だ。今年ワールドチャンピオンになった、ボストンレッドソックスの試合では、8回の裏に流されるのが、「スウィート・キャロライン」彼女が青春を過ごしたハーバード大学のあるボストンフェンウェイ球場でこれからも流され続ける「スウィートキャロライン」。「私を野球に連れてって」とともに、レッドソックスにまつわる話題が多かった今年。
久しぶりにまた、ボストンに訪れようか思う、今日この頃だ。
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