私のモットーは食べ物を大切に使い切ること。
母が「あなたが小さい頃は食べるものがなくて
お芋さんばかり食べていたのよ。」と時々言う。
私が物心つく頃には 贅沢ではなくても
そんなにひもじい思いをしたことがなかったので
ふ～～～んと思うだけだった。
しかし、大人になり自分で食事を作るようになって、
子供が出来、食の大切さを考えるようになった。
昔は子供の舌の敏感さに気付かず、
好き嫌いをしてはいけないと言い聞かせ、
大人になった子供達から生野菜に掛けたドレッシングが
酸っぱくて、とても辛かったと聞かされ、
大いに反省させられた事もあるが、
食べ物を粗末にしたり、腐らせて捨てることは
ほとんどなかったと思う。
前置きが長くなったが・・・
今年のお正月はお客様もなく、
子供達が帰ってくる予定もなかった。
コロナウィルスのせいだ。
でも、もしかしたらチョコッと玄関先まで
来るかもしれないと思い、いつものように作ったおせち。
もちろんたくさん余ってしまった。
３日目には・・・買い忘れた有頭エビの代わりに飾った
大きな冷凍エビの売れ行きが悪かったので、
甘辛に味を付け、タケノコ、椎茸、ゴボウ、ニンジン、
かまぼこ、ハス、その他のおせち類を細かく切り、
お雑煮用の三つ葉も使い 混ぜごはんを作った。
６日目には・・・さらに残っていたおせちの全てと
コハダ、数の子を加え、バラ寿司に
さらに、このタッパウエアーいっぱいに作ってあった八つ頭。
水を少し加えて軟らかく煮て潰し、茶巾絞りにし
油で揚げて、白味噌で作ったお汁の中に
２年程前、お内緒クラブで懐石料理の「井中居」で食事をした時、
クリックしてみてね
真似をして作った椀物、とても上手に真似出来たので
レシピを作っておいたもの。
そして、もう一品、八つ頭の茶巾絞りスイーツ
暮れにテニス仲間のじゅんちゃんからいただいたおいしい葛湯、
そしてkawasanからいただいた金沢の美しい小細工麩・・・
頭にピッと閃いた。
黙って夫と母に出したところ、
「何？なに？へ～～～、おいしい！ 天才だぁ」とのこと。
もしかして、天災・・・？
イヤ 本当においしかった。
お陰さまで皆体調がよく元気です。
コロナさえなければ・・・
うんうん、まあちゃん天才ですよ～～(^O^)／
八つ頭で2品どちらも凄く美味しそう～～
私もマネッコしてみたいです
来年は明るく楽しいお正月になりますように（*´∀｀*）
敢えて、言わせて貰います。
うまいもの、食いすぎですよ。（ 笑 ）
かこちゃんのように毎日のお食事をアップするなんて私には出来ません。
本当に心から尊敬しています。
残った物をアレンジするのは簡単ですよ。
鬼が笑ってもいい、来年こそ皆で笑い合える新年を迎えたいですね。(^_^)
先の短い年寄り３人、コロナ渦で旅行にも行けず、外食も怖い・・・食べること以外に何の楽しみもないのです。
母はお料理が大好き、娘はうかうかしていると台所を乗っ取られそうで・・・
３人でテレビも消し、おいしいね、おいしいね、と言いながら、毎日褒め合って満足しながら閻魔様のお迎えを待っている（母談）のです。
chiroheiさんは先がまだまだ長いのですから、やっかまないでね。
私も勿体ない事を信念に生活していますが
時に冷蔵庫の奥から得体の知れぬ物を発見することがあります
お母様から素晴らしい教えを受け大切に育てられたことが窺えられます。
混ぜごはんにバラ寿司、多分誰でもなさるでしょうね。
井中居でおいしい腕物をいただいたことと、おいしい葛湯と金沢の美しい小細工麩をいただいていたからこそ偶然思い付いただけです。
冷蔵庫の奥に得体の知れない物、私にもあります。
ただ、なるべく中に入れた物を密閉容器の外側に白テープにサインペンで書き入れいつも目に付くようにしていますが、それよりも、いただいた物を粗末にしないようにと心がけているんですよ。