12月11日(土)
11月4日に夫の義姉が亡くなり、12日が告別式だった。
その時、かわいそうなほど泣いていた姪、
ずっと長患いの義姉に付き添って二人の生活が長かったので、
義姉も彼女のことをとても心配していたという。
昔、4~5才の頃に我が家に遊びに来て、ご近所の子供達も一緒に
バーベキューをし、とても楽しかったらしく、
「お泊まりをしたい」と言ってご機嫌だったのだが、
夜になって、いざお布団に入る段になったら
お家に帰りたいと泣き出した。
・・・実はこの後どうなったのか私の記憶は曖昧だったので
その話をしたら、彼女はよく覚えていて、
父親が迎えに来てくれたと言った。
以来、我が家に来たのは初めてのことだったが、
私達が今夜は泊まりがけでいらっしゃいとどんなに勧めても
「母が一人で家にいるので、かわいそうで、
納骨が終わるまで外泊は出来ないのでごめんなさい。」と
夕方には帰って行った。
仕事を続けながら、どうしても無理なときには
しばらく休暇を取りながら、並大抵の苦労ではなかったと思う。
私の下の娘と面影のそっくりな姪の話を聞きながら、
もらい泣きをしたり、今後の生活についてもしっかりと話す彼女に
私達に出来ることは何でもお手伝いをしたいと思った。
軽いお昼を食べて、溢れる笑顔で帰って行った。
次に会えるのは納骨式の時。
たくさんの笑顔に会えるといいな・・・