柚子の収穫

１２月１０日

桃、栗３年、柿８年、柚子のバカヤロウ１６年・・・？

とにかく、かなり長い間実が成らないという話だったが、
２００５年ごろ、顔見知りの植木屋さんに頼んで植えてもらった柚子、
その時、すでに実が５～６個付いていた。

あれから６年、何と３メートル以上の大きな木になり、今年はたくさんの実が成った。




毎日、少しずつ手の届く所は取って、料理に使っていたが、
上の方は手が届かず、夫が脚立の上に乗って、私が下で受け、
今までの分と加算し、総計したところ、３７７個にもなった！

御近所や、友人宅に配り、柚子茶も作った。



夫がインターネットで調べたところ、柚子の種は体にとてもいいと書かれており、
洗って、干してほしいと頼まれた。



何日も干し、小さくカラカラに乾いた種をフライパンで乾煎りし、
フードプロセッサーで粉にした。

オブラートで毎日少しずつ飲むと、整腸剤や、抗がん剤にもなるとのこと。



私は飲んだことはないが、夫が試したら、量が多かったのか、下痢をしたとのことだった。
以来、そのまま取ってある。


そして・・・下で受け取っていた私は、袋を持ち、柚子の落下速度に合わせながら、
頭を上下に振っていたせいで、元々弱い三半規管に影響があったのか、
この夕方から、数日起き上がれない状態になったのだ。

来年からは、夫に背負子を背負ってもらう予定！

北海道へ家族旅行５

１１月１１日

いよいよ函館最後の日。

２時まで、パコダテ人さんこと武田さんに
観光案内をしていただいて、函館空港まで送っていただく。

やはり、函館を知り尽くした方に案内していただくと、
細かな所まで分り、おもしろい。


先ずは石川啄木一族の墓の横を通り、
立待岬に連れて行っていただいた。

残念ながら、津軽海峡の向こうに見えるはずの青森は
全く見えなかったが、断崖絶壁の景勝地で、
立待という地名はアイヌ語の"ヨコウシ"に由来し、
魚を立って待つ・・・という意味があるということが分った。

待っていた物は、月か鳥か恋人か・・・などと想像していたが・・・




市内に戻ると、一昨日夜景を楽しんだ教会群の見学、
そして、あちこちの坂、建物・・・

港から山がすぐ近いので、坂道が多く、
大小さまざまな坂に名前がついており、
函館港を見下ろすこの石畳の美しい坂は八幡坂。



続いて、明治４３年に完成したという旧函館区公会堂。



内部の調度も美しく、



２階のバルコニーからは、函館港が一望出来る。



最後に五稜郭跡。

明治元年１０月に佐幕派の大鳥圭介隊と
土方歳三隊の両隊が五稜郭を占拠し、
１２月に箱館政権を樹立するが、明治２年５月に、
新政府軍に敗北し明け渡した、という話はあまりにも有名だ。

高校の修学旅行でここに来たことがあるが、
あまりにも美しく変わっていて、
記念写真を撮った場所がどこだったかも分らなかった。




展望台の上から見る景色はすばらしく、
また、そこで観てもらったコンピュータ手相占いは家族４人、
それぞれが７～８０％は当たっているように思え、不思議だった。
確か・・・３００円投資だった・・・。



これから、空港に送っていただき帰途に着いたが、
丁度、４ヶ月遅れでこのブログに取り掛かった時に、
今回の東北地方太平洋沖大地震があり、
毎日、テレビで報道される　その恐ろしさに胸が痛んだ。

私達が美味しい海鮮料理をいただき、
美しい景色を楽しんだ函館の沿岸も
激しい津波に襲われたことを知り、
一日も早い復興を願わずにはいられない。

お世話になった武田さんのお宅も
海からそう遠くはない所なので、とても心配だ。
メールを入れてはいるが、まだお返事はない。
きっとお元気でいらっしゃるだろう・・・と信じ、祈っている。

北海道へ家族旅行４

１１月１０日


朝９時、勇んで朝市に出かけたが、
ほとんど人がおらず、拍子抜けしてしまった。



乾物、野菜、海産物、たくさんの物が並んで、目移りしてしまう。



私の大好物、カニも水槽で待機・・・。
でも、何だかかわいそうで買えない・・・。

市場の中ほどで観光客相手にイカ釣りのコーナーがあった。
中国からのツアー客が代わる代わる釣り上げ、
記念写真を撮ってもらい、刺身に造ってもらっていた。

皆、おいしい、おいしいと大喜びしていたが、
一回１，３００円、ケチな私には出来ない。






どんぶり横丁でおいしい朝ごはんを食べ、
昨日、函館駅前で予約したレンタカーを取りに行き、
娘の運転で大沼公園を目指した。





今日も時折小雨がぱらつき、何となく肌寒い。



なだらかな稜線を持つ駒ケ岳を遠くに臨み、
少し寂しい水面を見ながら、
後１０日早かったらすばらしい紅葉だったに違いないと、
少し悔しかったが、また、次の機会があるかもしれない、
とにかく、急に思い立ってここまで来られただけで満足だった。


武田さんに御紹介いただいた沼のほとりにあるステキなレストラン
「ターブル・ドゥ・リバージュ」でお昼をいただくことにしたが、
この場所が分らず、何度も武田さんにお電話をしてしまった。

お仕事中にもかかわらず、丁寧に答えて下さった武田さんに感謝、感謝！






これにスープが付いて、確かお値段は・・・・忘れてしまった。
残念ながら、今日のシェフは塩を振る手が少し震えていたらしい・・・。


夕方早めにホテルに帰り、
昨日、定休日だったベイエリアの「きくよ食堂」に出かけた。



昭和３１年から朝市内で営業をしているきくよ食堂の支店？らしく、
海鮮の新鮮さは抜群で、とても美味しくいただいた。

食べるのに夢中で、気が付くと写真を撮らない内に、お皿は空っぽだった。
これは、運良く記念写真が残った者たち！



あぁ～～～、なんて幸せ！

北海道へ家族旅行３

１１月９日

札幌から函館へ。

札幌から約２時間半、函館駅に着くとパコ丸さんから御紹介いただいた
パコダテ人さんこと武田さんが、ステキな笑顔で出迎えて下さった。


函館・国際ホテルで一落ち着きしてから、
早速、函館山に夜景見物に。

雨が降って、とても美しい夜景は望めないと思っていたのに、
不思議、その時だけはとても美しく見え、
皆で感激、武田さんもうれしそうだった。

皆さ～～～ん、ちょっと振り返って下さい！



お願い！武田さんと一緒に撮って！



その後、ライトアップされた教会群に連れて行って下さり、



最後はベイエリアに。
美しくライトアップされた倉庫群は、とても美しく、
乗せていただいたモーモータクシーは８人乗りの新車！
何もかもすばらしかった。

雨風がなければ、１００点満点！




最後にホテルから歩いて数分の美味しそうな
レストラン街で降ろしていただいたが、
残念なことに武田さんお薦めの「きくよ食堂」は定休日、
他店も閉店時間が迫っており、
唯一開いていたラーメン店「あじさい」へ。



あまりラーメンが好きでない夫と母は他の物を頼んでいたが、
私はそのラーメンのおいしさにびっくり！
透明度の高い、あっさりとした塩味、しかもコクがあり・・・

何だか、テレビに出て批評をしている料理の評論家のようだが、
かの有名な「函館ラーメン」に大いに満足をした。

もう一度、食べてみたい・・・

北海道へ家族旅行２

１１月９日


今日は私の誕生日！



昨夜は蟹遊亭でおいしい生蟹やしゃぶしゃぶをたっぷりといただき、
今日のお昼は、どうしても会いたかった娘婿の母親と、
京王ホテルプラザで会食。
彼女は江別に住んでおり、札幌までは電車で２０分で来られると言う。

今回で４度目の再会。
私の大好きな娘婿と穏やかなその母親、いつも音信不通だが、
便りのないのはよい便り、とお互いに思っており、
至らぬ嫁を大切にしてくれるので、いつも感謝している。



２時過ぎ、彼女と別れた後、電車を待つ間、
夫と娘は札幌駅付近を散歩。





紅葉が始まっており、とても美しかったと言っていた。

北海道へ家族旅行

１１月８日～１１日

母が急に函館へ行きたいと言い出した。

パコ丸さんが今年になって２回も函館に行かれたと伺い、
大昔に行ったきりなので、そんなに良い所なら、
再度行ってみたいと思ったらしい。

娘は、せっかく行くなら今評判の
旭山動物園にも行ってみたいと言う。

早速、慣れないインターネットを使って、計画を立て始めたが、
飛行機とホテルをセットにして旭川まで、しかも、
一泊はどうしても会いたい人がいるので札幌に、翌日は函館、
帰りは函館から・・・・

初めての経験だったが、何とか経費を安く浮かせるために
何時間もパソコンとにらめっこ。
「ＡＮＡで申し込んでいるのに、なぜエアドゥなのかしら・・・？」
「どうして、京王プラザを取りたいのに、
違うホテルが出てくるんだろう・・・？」

２～３日かかって、やっと、出来上がった。


１日目は羽田から旭川に飛んで、タクシーで動物園に。

１１月初めだというのに、雨が降って寒い、寒い・・・。

園内は閑散としていて、どこへ行ってもすぐに動物を見ることが出来た。




空飛ぶペンギンを下から写す。



アザラシ、白熊、キタキツネ・・・私でも知っているような動物が多かったが、
その中で、これは初めて見たというものがあった。





フウセンウオ

何ともおかしな魚だ。多分、御存知の方は少ないかもしれない。
ちょっと気に入った。

園内で旭川ラーメンを食べ・・・・
ウン？お味も姿も忘れてしまった。

２～３時間ほどあちこち見て、また、タクシーで旭川駅へ。

「大人の休日クラブ」を駆使して札幌まで電車で移動。

修学旅行以来　ン１０年ぶりの札幌は地下街が発達し、
大都会のようで暖かかった。