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風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

狭山事件の再審を求める市民集会、2019.5.23

2019年05月23日 | 学習



2019.5.23、日比谷野外音楽堂で『狭山事件の再審を求める市民集会』が開かれました。
1963年5月1日、埼玉県狭山市で女子高校生が行方不明になり、脅迫状が届けられました。多数の警官が張り込みながら、
警察は、身代金を取りに現れた犯人を取り逃がす大失態を犯しました。女子高校生は遺体となって発見されました。5
月23日、付近の被差別に住む石川一雄さん(24歳)が、なんの証拠もないまま逮捕され、1963年一審は死刑判決、二
審は無期懲役、そして1977年無期懲役判決が確定しました。石川さんはただちに再審請求を申し立てました。1994年仮
出獄しました。この裁判については、「石川さんは犯人である」とする見解をはじめ様々な見解があることは確かです。
日本の法制度では、「裁判の再審」は砂漠で針を探すほどの”とてつもない壁”があります。弁護団が次々と出している
新証拠・鑑定書と、検察が持っている全証拠を開示しそして再審すれば、この裁判が「差別」、「冤罪」である事は明々
白々です。袴田巌さんは83歳、石川一雄さんは80歳、二人の命には限りがあります。お二人が生存中、一刻も早い再審が
実現し、無罪と裁判所、検察、警察そして有罪と言った諸団体が誤りを認め、謝罪し、の人々をはじめいろんな人へ
の偏見・差別がなくなりますように……。
                         朝日新聞の全面広告
 
  
袴田秀子さん(袴田事件)     菅谷利和さん(足利事件)      桜井昌司さん(布川・冤罪犠牲者の会) 
   
客野美喜子さん(再審法改正をめざす市民の会事務局長) 鎌田慧さん(狭山事件の再審を求める市民の会事務局長)
  
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夏の参院選(比例区)で日本維新の会から立候補を予定する長谷川豊さんは今年2月,東京都内の講演会で、江戸時代の
被差別民について身分を示す差別的な呼称で取り上げ、「士農工商の下の、人間以下の存在の人たちも、性欲などがあり
ます。当然、乱暴なども働きます。プロなんだから、犯罪の」と述べたと報道されました。    【終わり】

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